穢れた聖地巡礼について

発売日 : 2024/09/03
げんきなあなたがうまれます
フリー編集者の小林が出版社に持ち込んだのは、心霊スポット突撃系YouTuberチャンイケこと、池田の『オカルトヤンキーch』のファンブック企画だった。
しかし、書籍化企画を通すには『オカルトヤンキーch』のチャンネル登録者数は心許ない。企画内容で勝負するべく、過去に動画で取り上げた心霊スポットの追加取材を行うことに。
池田と小林はネットなどで集めた情報をもとに、読者が喜びそうな考察をでっちあげていく――。
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(『オカルトヤンキーch』ファンブックより一部抜粋)
『変態小屋の真相判明!』
もともと変態が盗撮した写真のコレクションを保管するための場所ではないかという噂で有名だった当スポットだが、我々の追加取材によりここが実は全く別の目的で使われていたことが判明。
さらに動画内に映っていた一枚の写真が、とある女性の自殺直前に撮られたものであることを突き止めた。この写真に写った女性について、次項で詳しく考察していく――。
  • レーベル: その他単行本
  • 定価: 1430円(本体1300円+税)
  • ISBN: 9784047380448

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みんなのレビュー

  • starbro
    2024/11/08
    背筋、2作目です。 心霊ドキュメンタリー風ノベル、もっと怖いかと思ったんですが・・・ やはり一番怖いのは人間、「この世には不思議なことなど何もないのだよ」 https://www.kadokawa.co.jp/product/322404000598/
  • Kanonlicht
    2024/09/09
    心霊スポット突撃Youtuber、元オカルト雑誌の編集者、「見える」ライターが、書籍の企画のために集まり…という話。3人のキャラが立っているので、会話中心のパートでも楽しく読めた。霊的なものに対する外見上のスタンスと実際に感じることが、人によって大きく異なることにフォーカスしていて面白い。資料のつぎはぎ形式だった前作とは違い、割としっかり物語になっていた印象だけど、時折Youtube動画の書き起こしだったり、心霊体験者の報告が入り、前作ファンの期待も裏切らない。「これこれ!」と脳内で快哉を叫んだ。
  • 中玉ケビン砂糖
    2025/01/06
    ネタバレあり
    #読了 げんきなあなたがうまれます 前作もといデビュー作があらゆるメディアを駆使した破格の仕掛本だった(→『ジャパン・ホラーの現在地』ほか著者インタビュー参考)のに対し、今回はかっちりと「小説」していた。終章最後のピースがハーンの採話した有名な篇や「六部殺し」伝説だったのは「んー……」ともやもやが残ったが、ホラーミステリとしては一読の価値ある佳品となっている。穢れていようが腐っていようが聖地は聖地。だがそこに詣でる巡礼者たちの眼はみな虚ろで調査に乗り出す3人の訪問者もまた然り。
  • ミステリにゃん
    2024/09/08
    ネタバレあり
    「近畿地方〜」がよかったのでまた読みたくて。「ん?」と思わないでもない所もあるがそれもワザとかな?とも感じたので違和感はない。 序盤でギュッ!と掴み(ドキドキさせ)中盤に怪しい話しをばら撒き、終盤に(色んな意味で)ヒヤッとさせる、ちゃんとホラー小説だった。ここ数年流行っているホラーものの中では1番文章が好きかな。 値段も割と手頃で冒頭の写真だけでなく、ミニ付録はついてるわ、カバーを外すとドキッ!とするわ凝ってていいなぁと思う。読む前でも読後でもなく、読んでる途中で是非カバーを外してもらいたい。
  • うっちー
    2024/11/15
    何を焦点にしたかったのか理解できませんでした