ヤクモとキリヱ

発売日 : 2024/08/23
住所:事故物件(月200円)オカルト退治で飯食ってます。
山田厄雲。最終学歴:中卒、住所:事故物件、無職。絶賛仕事募集中。特技:神も仏も悪霊も腕力だけで殴り飛ばす!
キリヱ。ヤクモに取り憑いた凶悪な怨霊。ヤクモに他の霊が取り憑くのを決して許さない、可愛いヤキモチ焼き(?)
手段を選ばず食い扶持を稼ぐ一人と一霊は、ある日神代寮と名乗る組織と邂逅する。その組織は、日本古来の土地神や妖怪を食い荒らす海外由来の超常的存在・外来呪に対処する霊能力者たちの集まりだった。
丁寧な調査・解決で裏の治安を守っているらしい彼らを前に、ヤクモは一言「殴った方が早い」!
神代寮は果たしてヤクモのまともな就職先になれるのか!? 爽快オカルトバトル、開幕!
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 748円(本体680円+税)
  • ISBN: 9784046839152

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みんなのレビュー

  • よっち
    2024/08/24
    幼い頃から最恐の怨霊キリヱにとり憑かれ、まともな人生が送れていない山田厄雲が、海外由来の外来呪に対処する日神代寮と名乗る組織と邂逅するバトルストーリー。外せない仮面に呪われ、これまでまともな職にありつけなかった厄雲。これまで組織に属さず活動していた彼が、日本古来の土地神や妖怪、霊を食い荒らす超常的存在に対する個性豊な霊能力者たちと出会う展開で、その中でもマイペースで「殴った方が早い」と強力な外来種をぶっ飛ばす厄雲の存在は異質で、彼に取り憑くちょっとヤキモチ焼きな怨霊キリヱの関係もなかなか面白かったですね。
  • 燃え尽きタコ
    2024/09/11
    全6~7章くらいのノベルゲームの序章みたいなやつ。キャラと世界観の紹介にリソースが割かれていて多少薄め。 だけど最初のスレッド形式や第三話の冒頭など単発の怖い話の出来が非常に良いこと、実質主人公の花降ちゃんが可愛いこと、真主人公の厄雲とキリエさんの関係性に期待が持てる事、外来呪の設定が良くできていること等から続きに非常に期待が持てる。海外の化け物が絶妙な選抜してて良いですね。 加えて個人的に、縫ヰの設定が好みなので今回は軽い紹介レベルだけど続きでメイン張られたら物凄く刺さりそう。
  • のれん
    2024/08/27
    ネタバレあり
    外国の怪異が日本に持ち込まれるという設定は面白い。日本の神々や都市伝説の怪異を在来種として駆逐し強化する(繁殖)する外来種のモンスター。強い種とそうでない種の違いは曖昧だが、モンスターデザインは独特で今作の文章では足りない怪物感が出ている。 いわゆる『コワすぎ』シリーズを踏襲したバトルとシュールギャグとホラーを組み合わせた作風で、勘違いネタなどのお約束が許容できれば楽しく読めるだろう。 個人的にはキリエを始めとしてキャラの絡みがほとんど決着がついてないので、何かしらドラマを入れてほしいのだが。
  • 碧海いお
    2024/09/10
    ネタバレあり
    あらすじを読んだ限り、お仕事モノだと思いきや、主人公・山田厄雲が腕力で次から次へと怨霊を倒すという少年漫画にありそうな内容でした。 登場をするのがガーゴイル、マンドラゴラ、インプだとかファンタジーの世界に出てくるもので怨霊とは?外来呪とは書かれてましたけど、設定が特殊だと感じました。テンポがよくて楽しく読めました。
  • 日坂愛衣
    2024/08/26
    全体的には王道のジャンプ熱血漫画の展開で、事件に遭遇し、怪異を発見し、怪異を解決し、いくつかのキャラクターの日常が加わり、獄門撫子を思い出させるような内容です。百合要素がない以外は、実際に書かれたものもほぼ同じと言えます。主人公は少し骨子兄の設定と虎杖の性格を併せ持った感じですが、この世界観では現時点で五条悟がいないため、彼が表現する戦闘力は現在、正義側で最強です。最も危険な怪異でさえも彼の手で引き裂かれました。全体的に、後半の呪術廻戦のような憤りを感じる物語にはならないだろうと感じています。