平民出身の帝国将官、無能な貴族上官を蹂躙して成り上がる 2

発売日 : 2024/08/20
悪徳上司にスカッとざまぁ! 有能すぎる魔法使い、新天地でも圧倒下克上
敵国撃退という圧倒的すぎる実績を上げた帝国将官のヘーゼン。
残った無能上官が嵌めようとしてくるも、それ以上の策で嵌め返し、粛清完了。
当然、また左遷。

異動した先は困窮する不毛の地にもかかわらず
『接待を求める好色上司』
『他部署からの理不尽なクレーム』
『民を見捨てる上層部』
と腐敗の極み。

「なんか……高くないですか? 頭が」

前世からの魔法の実力と常人離れした論理力を駆使すれば、
上司は行方不明、
他部署の不正は暴かれ、
上層部には正論パンチ。

ウザい上官にスカッとざまぁを決め、
天才少女と秒速で救民に着手する!

有能すぎる男、新天地でも蹂躙成り上がり。

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みんなのレビュー

  • こも 旧柏バカ一代
    2024/08/20
    かなり外道な罠だったが、引っかかる奴も盛大に墓穴を掘ってた。上役2人を追い落とし、直属の真面目な上役を出世させて次の任地へ送られる。辞令を受け取りに行ったが、賄賂を持っていかなったかので砂漠の側の街へ赴任させられるが、そこの地元民は上役が緩い民族浄化のような事をしており、飢餓に苦しんでいた。それを改善しようとすると、上役は止めて来る。さらに直属の上役は食事に誘うと云うのを女を当てがうという隠語にしてすれ違いを起こし大興奮するシーンは、少し笑ってしまった。その後に、その上司は、、彼は、校正するのだろうか?
  • よっち
    2024/08/21
    敵国撃退という圧倒的すぎる実績を上げた帝国将官のヘーゼン。そんな彼を嵌めようとしてくる残った無能上官に逆襲していく第2弾。敵国を撃破している間に要塞を攻略した部族との領地交換交渉、異動した先で腐敗していて困窮する不毛な地の統治。どこに行ってもことごとく上官と衝突するものの、とても上官相手とは思えないような館度を取りながら、こっそり周到に陥れて粛清していく展開は斜め上で、こんな部下を持った上司も不運ですけど、それに振り回されるヤンも大変でしたね…数年後を見据えてなぜそこまで行き急ぐのかも気になるところです。
  • 和尚
    2024/09/04
    面白かったです! 頭が高いっていうやり取りはコメディだったのか、笑ってしまいました。 そして、主人公に対して、ヤンとロレンツォさん良い人!そのまま突っ込みも磨いていってくださいと思ってたら次の任地ではモルドドさんという更なる優秀な苦労人が。 二巻としては大きな事件というよりは下拵えという形でしたね、引き続き三巻も楽しみです。
  • まっさん
    2024/11/22
    ネタバレあり
    ★★★★ 敵国撃退という圧倒的戦果を持ち帰ったへーゼン。手柄を横取りしようともがく無能上官を泳がせ、底なし沼に嵌めるように粛清完了。次は困窮する不毛の地に左遷され、またしても腐敗した帝国を象徴するような無能上官に囲まれる事に。足手まといは不要、邪魔な上官は行方不明。へーゼンの非常とも言える策により、彼はますます成り上がっていき… 今回もめちゃくちゃ面白かったですね。 登場人物全員がどこか癖のある今作。他人を蹴落とし自身の利を追い求め、必要によっては簡単に頭を下げるも虎視眈々と他者を蹴り落とす機会を伺う→
  • てぃーも
    2024/08/27
    ネタバレあり
    前巻の内容詳細が思い出せないけど、なんとなく読み始めると引き込まれる文章のリズム感、ヤン=リンの「ガビーン」も、ヘーゼルの「頭(ず)が~」も、繰返されると辟易しつつも何となく癖になってページが進む進む。前巻の内容を詳細には思い出せないままに勢いで読了してしまいましたが、今巻ラストは次巻以降に大きな実をありそうな気がするけど…。3巻を読む頃にはきっと忘れてしまっているだろうから、1~3巻を通しで読まなきゃ駄目そう…orz... あらすじが頭に残らないのは、雰囲気で読めてしまう文体の弊害か…。