キ-リ 7 幽谷の風は吠(な)きながら

発売日 : 2005/08/25
旅先で発生した危機――。キーリはどう立ち向かう!? 文庫未掲載の短編も特別収録!!
ベアトリクスを捜す旅を続けている、キーリ、ハーヴェイ、ラジオの兵長。手がかりを求めて教区境のバーに滞在していると、突然、兵長の調子が悪くなってしまう。 「そろそろ寿命かもしれない」 と修理屋から言われたキーリたちは、兵長を直すため、古い部品が残るという首都へ向かうが、今度はハーヴェイの<核>に異変が起こり……。 「もう何もいらないから、ずっとこのままでいたい」 大切な仲間を失う予感に怯えるキーリだったが……。 電子特別版には、2005年発売の電撃文庫公式海賊本『電撃hPa』に掲載された短編「カスタム・チャイルド キーリ入りミックス天 海とラジオとSOS」も追加収録!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 627円(本体570円+税)
  • ISBN: 9784840231251

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みんなのレビュー

  • あおでん@やさどく管理人
    2015/10/14
    展開は暗くなっていき、嫌でも「終わり」を感じさせるようになってくる。自分が思っていたことを、作中でもキーリが涙ながらに語っていた。大事なものと別れるつらさを知っているから、残る数少ない大事なものを一生懸命守りたいだけなのに。すれ違い、むしろ余計に悪くしている気がする。でも何もしないと後で必ず後悔する。ついに次は最終作・上下巻へ。
  • ココ
    2020/04/20
    ネタバレあり
    「核」に寿命があるなんて考えたこともなかった。憑依霊の成仏が兵長に起こるかもしれないことも。初めて3人で列車に乗った日のシーンが出てきて、あの頃のぎこちなさやまだキーリが心を開いてなかったり色々諦めていたのを思い出した。積み上げてきた時間があるからこそ、どんどん壊れていくハーヴェイや兵長、大事にしたいと思うほどすれ違って傷つけて深みにはまっていくキーリを見ているのが悲しかった。でもハーヴェイが生きたいと思ったことが嬉しい。キーリの存在が生きる意味になるのなら、それは彼女の生きる意味に十分値すると思った。
  • ひなた*ぼっこ
    2019/03/12
    面倒臭いのは変わらないけど、かなり表面的にも優しくなったハーヴェイと一緒に旅できるの嬉しい。動くラジオ塔が素敵。犬扱いするなって怒るタテガミが可愛い。犬じゃん。核が腐食作用あるなんて聞いてない。ますます終わりに希望が持てなくなる設定いらないよ。
  • まいまい
    2020/05/31
    再読。巻を重ねるごとに切なさが増す。兵長…。新キャラも登場。
  • sakko/さよ
    2018/11/07
    ネタバレあり
    ハラハラしっぱなしな巻でした。兵長がボケ老人みたいに→壊れた⁉そんなー!ヤメテー!ってなりましたが、戻ってきて本当に良かった。キーリが教会の長老のご令嬢というのはマジなのか…最後はハーヴェイと静かに暮らしてくれればいいなと思ってたけど、それすら叶わぬのか。続きが気になる。タテガミがいいキャラしてました。翼も生える黒い犬じゃなかった、岩ライオン。終末SFだ。キーリの「殺してもいい!」には驚いたけと、結果的にハーヴェイの心を動かしたかな。ハーヴェイを連れ去った女性に嫉妬するキーリも見どころでした。