こちら、終末停滞委員会。
発売日 :
2024/07/10
デカい銃をぶっ放してセカイを護る。それが俺らの学園生活だ。
実は俺らの世界は、密かに滅んでる真っ最中らしい。上野の不忍池に潜む異形、エッフェル塔に張りつく巨大カタツムリ、どう見ても美少女な魔王……。
そんな正体も数すら不明のオカルトチックなナニカ――“終末”によって。
けど世界の裏では、それに中指立てて闘ってる少年少女がいたんだ。
「あはっ☆ 最強美少女ひかり様の前で神様ごときが頭が高いのだわ!」
「加減してください隊長、パリ市街が吹っ飛びます! 運が良ければ!」
終末を停止でもなく、根絶もできず、ただ停滞させるだけ。
それでも彼らは銃を取る。
なぜって? 彼らにとってはこれが日常茶飯事で、毎日がお祭りで、アオハルそのものだから!
元マフィアの下働きで『普通』に憧れてた俺だけど。ここなら楽しい学園生活ってのが始まりそうじゃないか?
そんな正体も数すら不明のオカルトチックなナニカ――“終末”によって。
けど世界の裏では、それに中指立てて闘ってる少年少女がいたんだ。
「あはっ☆ 最強美少女ひかり様の前で神様ごときが頭が高いのだわ!」
「加減してください隊長、パリ市街が吹っ飛びます! 運が良ければ!」
終末を停止でもなく、根絶もできず、ただ停滞させるだけ。
それでも彼らは銃を取る。
なぜって? 彼らにとってはこれが日常茶飯事で、毎日がお祭りで、アオハルそのものだから!
元マフィアの下働きで『普通』に憧れてた俺だけど。ここなら楽しい学園生活ってのが始まりそうじゃないか?
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 770円(本体700円+税)
- ISBN: 9784049158007
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みんなのレビュー
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よっち2024/07/1041正体不明のオカルトチックな終末で密かに滅びつつある世界。人の思考を読める少年・言万心葉が、それに抗う終末停滞委員会に加入する終末ファンタジー。崩壊に向かう世界を少しでも停滞させるために様々な「終末」と戦う終末停滞委員会。そこに自身も終末であるLunaとともに加入を許されて、未来への希望を見出しにくい戦いに身を投じていく心葉。個性的でぶっ飛んだ少女たちと絆を深めながら、テンポよく進むストーリーはなかなかカオスでしたけど、普通と青春に憧れる心葉が厳しい展開でも最後まで諦めない熱い展開はなかなか良かったですね。
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芳樹2025/04/1740ネタバレあり【BW】荻pote氏によって描かれた、美しき銀髪ジャージメイドお姉さんのポーズが癖にぶっ刺さり(口に糸を咥えてるのが堪らん…)、ジャケ買いしたのは大正解。前作でも思いましたが複雑ながら魅力溢れる世界観を作り出せる逢縁奇演氏の創造力には心から敬意を表したい。冒頭からこれでもかと情報を注ぎ込まれて勢いよく進む物語に圧倒されながら、美少女キャラに萌え(特にジャージメイドLunaさんがツボ)、異能バトルに熱くなり、残酷な描写に心痛めたりと大いに感情が揺さぶられた作品でした。これは面白い。続きを読むのが楽しみです。
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こも 旧柏バカ一代2025/01/2840殺伐とした何でもありな世界だな。いきなりサイコパスな奴が出て来て悍ましい事を繰り返す。こういうのが人気になるんだと戸惑いながら読んだ。先か全く読めないのは魅力なんだろが、自身にはただの理不尽に感じてしまい戸惑ってしまった。コレは、頭が硬い自身には付いていけない。
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オセロ2024/07/1738ネタバレあり周りの反応が良かったことに加えて作者さんの前作が面白かったこともあり読了…なのですが、とにかく情報量が多くてとっ散らかっているうえに、世界を滅ぼす要因とされる終末は分かるような分からないような。主人公に魅了も感じることが出来ず、総じて自分には合わなかったです。
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彩灯尋2024/06/2535自己を犠牲にするほどの希望と勇気に満ちた主人公と、感情クソデカ激重メンヘラメイドの組み合わせなんて好きになるに決まってる…とても良かった。普通と青春に憧れる主人公が世界を終わりに向かわせる絶望のような存在と繰り広げるバトルはとても白熱していてスピーディーで格好良すぎたし、主人公とヒロインの関係性もこの世界観だからこそ抜群の魅力になる。キャラのイラストもデザインもとても好き。どこを見ても"好き"がたくさん詰まっている作品。
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