悪役令嬢は大航海時代をご所望です 1
発売日 :
2024/07/05
辺境だと笑わせない。領地を救う富を求め、海の向こうの新大陸へ!
前世の記憶が甦り乙女ゲームの悪役令嬢マリー(2歳)に転生したと知った私はすぐ動き出した。なぜなら一族もろとも断罪で処刑されるから! 何とかしようにも領地は西の果て。貧乏だ田舎者だと馬鹿にされ、経済的な嫌がらせまで! でも、私は知っている。果てと言われた領地の更に西、海の向こうには新大陸が広がっていることを! 本編開始まであと十年足らず。大海原進出を目指して『ゼンボルグ公爵領世界の中心計画』発動よ!
- レーベル: ドラゴンノベルス
- 定価: 1430円(本体1300円+税)
- ISBN: 9784040754550
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ドラゴンノベルスの新刊
みんなのレビュー
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よっち2024/07/0726前世の記憶が甦り乙女ゲームの悪役令嬢マリー(2歳)に転生した主人公が、反乱で一族もろとも断罪で処刑される運命を回避するために、新大陸開拓を目指すファンタジー。回避しようにも領地は西の果てで、貧乏だ田舎者だと馬鹿にされ、経済的な嫌がらせまでされている状況を踏まえて、優秀な師に学びつつ斬新な魔道具を発明したり、新大陸への航海を目指して大型船の造成や人員育成を始めたり、航海術の整備を進めていく展開で、可愛い天才幼女がキレッキレでしたが、対立が顕在化した有力貴族や王族との難しい関係も含めて今後の展開が楽しみです。
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史2024/09/067プロローグに辿り着かないのは如何なものか。それと挿絵にライフジャケットを描かないのもどうにも腑に落ちない。それ以外はまあテンポが良い内政チートモノって奴ですね。個人的にはこの海に征くまでの話で一巻使うという凝りは嫌いではない。しかしやっぱり海に出て欲しかったのも本音である。それでもまあ、悪くない。
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大島ちかり2024/09/026ネタバレあり日本の知識を駆使して、便利な魔道具を作るところなど、どこかで読んだことがあるような流れだけど、どんどん認められ、喜ばれ発展していくのは楽しいものだ。
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なぎ2024/07/076前世の記憶が甦り、乙女ゲームの悪役令嬢マリーに転生したと知った主人公は処刑エンドを防ぐ為に海の向こうの新大陸を発見して領地を発展させることを目指すが···。まだ幼いマリーの言動を馬鹿にせずにきちんと受け入れる周囲の環境が温かくて、次から次へとアイデアを出すマリーの手腕も読んでいて気持ちが良かったです。4歳の頃から領地経営を手伝っているのが既に凄い。マリーの努力が実を結んで新たな一歩を踏み出した爽やかな終わり方でしたが、気になる伏線もちらほらあったので続きがあったら読みたいです。
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八岐2025/05/095ネタバレあり★★★ 悪役令嬢化の事情が、地元の反逆が原因なんで関係者の人間関係を改善したからといってどうにもならない、という理由から領地の窮状をひっくり返すために改革に動き出す、というのは納得の理由。まだ5歳にもなっていなかろうと、今動き出さないと個人の意志で反逆が止められなくなる、という事から時間がないと焦る気持ちはわかるなあ。それでも文字覚えられるかどうかという幼児から、思いつきじゃない大系立てられている理論発明が天才の一言で受け入れられるの、両親だだ甘過ぎません? 開発の方向性が大航海時代向けなのが差異かな。
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