時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 9
発売日 :
2024/08/30
周防家へようこそ――全ての妹ファンに捧げる第9巻!!
「有希は……俺の、実の妹だよ」夜の公園で行われた、政近の思いもよらぬ告白。
妹を犠牲に生きてきた、と自己否定する姿に見兼ねたアリサは政近の手を引き、病に伏したという有希の下へと向かう!
アリサに勇気をもらった政近は、遂に母と、そして祖父と対峙する。迷いながらも前に進もうとする政近。
一方で、政近の事情を知ったアリサもまた迷いを抱き……二人が遂に決断を下した時、アリサは"はじめて"周防有希と対話する。
「ああ、いらっしゃいアーリャさん。来てくださったんですね」
情愛、覚悟、そして恋心。感情が交錯する3人の行方は!? 大人気青春ラブコメ、全ての妹ファンに捧げる第9巻!!
妹を犠牲に生きてきた、と自己否定する姿に見兼ねたアリサは政近の手を引き、病に伏したという有希の下へと向かう!
アリサに勇気をもらった政近は、遂に母と、そして祖父と対峙する。迷いながらも前に進もうとする政近。
一方で、政近の事情を知ったアリサもまた迷いを抱き……二人が遂に決断を下した時、アリサは"はじめて"周防有希と対話する。
「ああ、いらっしゃいアーリャさん。来てくださったんですね」
情愛、覚悟、そして恋心。感情が交錯する3人の行方は!? 大人気青春ラブコメ、全ての妹ファンに捧げる第9巻!!
- レーベル: 角川スニーカー文庫
- 定価: 770円(本体700円+税)
- ISBN: 9784041148310
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角川スニーカー文庫の新刊
みんなのレビュー
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佐治駿河2024/09/1655作者もイラストレーターも編集者も有希のことを好き過ぎるだろう。そんな私も有希は本作の中で一推しキャラではあります。前半は周防家の話がてんこ盛り、兄である政近が妹の有希を抱きしめるシーンは本当によかった、有希の弱さも垣間見る事が出来る非常に良い描写であった。またイラストがこのシーンを盛り上げてくれています。内容的にには政近も周防家とある程度の和解ができ、真剣にアーリャと生徒会選挙に取り組むように決断したと言った感じです。有希の事が好きすぎて有希の感想ばかりになってしまいました。
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オセロ2024/09/1248今回は何と言っても政近の過去との向き合いを通じて今後の方針が明らかに。 避けていた母親との対峙、そして政近の決意が明確に示されるなど全体的にシリアスな内容でしたが、ところどころの笑いとラブコメの要素がいい塩梅。特にアーリャVS激辛カレーや風紀委員の闇を感じさせるコメディは良かったですね。
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芳樹2024/08/3147ネタバレあり政近と有希、母、そして祖父という周防家との関係性の変革を描く第9巻ですが、自分はこの物語全体の『転』が来て、その着地点が見えてきたように感じました。今回のテーマの一つは「家族」のあり方でシリアスな話題がメインを占めますが、有希が政近の実妹と知ったアーリャさんの「恋愛脳」的なお話が固い雰囲気を中和してくれて、バランス良く進むのが巧いなと思います。それにしても政近の祖父の不器用なことよ…。祖父の苛烈さはともかくとして、不器用という点では政近は祖父に似ているのでは…?今後の展開が楽しみです。
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なっぱaaua2024/09/0946ネタバレありアーリャに有希が政近の妹とバレたのだが、何がきっかけに二人の仲が進展するかは分からない。ここでの政近は普段の冷静さを欠き有希にも激怒される始末。お互い分かっているのだよ。逸聞で爺様がなんであんな性格なのかが明かされて人間味を感じるではないか。そして九条家も知ってた。それでも相方を選んだ英断は誇っても良いと思うぞ。運命は残酷だけど、有希と政近にその想いは引き継がれた訳で。乃々亜の動きはちょっぴり不穏だけど、有希も政近もアーリャも何だかんだで生徒会選挙をなんとかしそうだよね。
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よっち2024/08/3034夜の公園で行われた、政近からアリサへの思いもよらぬ告白。自己否定する姿に見兼ねたアリサは政近の手を引き周防家へと向かう第9弾。アリサに勇気をもらい、遂に母とそして祖父と対峙する。迷いながらも前に進む政近。一方で、政近の事情を知り迷いを抱きながらも周防有希と向き合うアリサ。いろいろと事態が動く中で政近とアリサもいろいろ揺さぶられる展開でしたけど、ちょくちょく暗躍している乃々亜の動きが気になりますね…母性愛が溢れすぎてるマーリャさんも。アリサの母と祖父の関係も気になるところですが、これからの展開が楽しみです。
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