龍の子、育てます。

発売日 : 2024/03/15
孤独な高校生と不思議な少女。さびしい二人が「家族」になった、夏の物語。
祖父が死んだ――二億の遺産と、一人の少女を遺して。

高校生の詩音(しおん)は高圧的な父に反抗し、孤独に生きてきた。
しかし祖父の遺言で五歳の少女・龍音(りと)の面倒を見ることに。
隠し子と噂される龍音は、遺言では《龍の子》とされていた。

他人に頑なな詩音と感情に乏しい龍音。ぎこちない共同生活の中、二人は次第に歩み寄っていく。
だが龍音が人ならざる力を使う場面に遭遇し、詩音は戸惑う。
《龍の子》とは……真実を求め紐解いた祖父の手記には、龍音の使命が記されていた。

不思議な少女と、世界の秘密に出会う、ひと夏の物語。
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 770円(本体700円+税)
  • ISBN: 9784040753355

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みんなのレビュー

  • はつばあば
    2024/05/30
    表紙の絵に魅かれてつい購入。なんかばたばたした感はありますが「運命は変えられるが宿命は変えられない」。ちょっと哲学的じゃないですか(#^.^#)。二億の遺産と5歳の少女を残して祖父が亡くなる。遺産の半分をどこの子かわからん少女龍音に与え、高校生の詩音が面倒を看ることになった。とがってはいるがいい子ちゃ高校生の詩音には失礼だが、いい子なんですよねぇ。ラノベから浮上するにはいいとっかかりになりました
  • よっち
    2024/04/07
    二億の遺産と、一人の少女を遺して死んだ祖父。突き放されたと思っていた祖父からの遺言で五歳の少女・龍音を託されるひと夏の物語。遺言では龍の子とされ、祖父の隠し子と噂される、感情に乏しい龍音と始めこることになったぎこちない共同生活。周囲の人々との関わり合いが増える中、他人に頑なだった詩音も少しずつ変わっていって、龍音もまた笑顔を見せるようになっていって、龍音が人ならざる超常的な力を使う場面に遭遇して戸惑う場面もありましたけど、どちらにも転びうる彼女の使命を知ってしっかり向き合った絆は心に響くものがありました。
  • さか
    2024/05/31
    祖父が死んだー二億の遺産と一人の少女を残して、高校生の詩音は圧倒的な父に反発し孤独に生きていた。祖父の遺言で五歳の少女 詩音が面倒を見る事に。「本 引用」 絵がかわいかったので・・読みました
  • Hanna
    2025/08/22
    初読み作家さん。「運命は変えられるが宿命は変えられない」。
  • ときわ
    2024/05/30
    いろいろと不自然なところが目についた。不自然でもそれを忘れさせてぐいぐい引っ張っていってくれれば良いんだけど・・・・。まあ途中で止めずに全部読んだ。