刹那の風景 5 68番目の元勇者と晩夏の宴

発売日 : 2024/03/05
移ろいゆく季節。セツナの起こす奇跡が、国と人々に救いをもたらす。
セツナとアルトのリペイドでの生活も一月が過ぎ、国の一大行事「建国祭」が迫っていた。しかし国王は建国祭より国難対応を優先する。その態度に危機感を抱いた王妃から依頼を受けたセツナは、国王と王妃を取り持つある計画を秘密裏に進めるが、あと少しというところで思わぬ事態に。一方、アルトたちと静かに余生を過ごすラギは「残された時間で何ができるだろう」と悩みを深める。季節は夏から秋へ。北国で交錯する温かな人間模様。

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みんなのレビュー

  • Liuche
    2024/04/02
    【KU】読んでて大幅に修正されてるなぁとよく分かる内容だった。これはこれで穏やかで良いね。まあ、やっぱり原作の方が好きだけど。
  • せ〜ちゃん
    2024/03/16
    ネタバレあり
    ★★★ まだリペイド編は続く。 web版とは違っているなぁ〜と。 特に王妃の依頼を遂行する辺りはかなりまろやかな描写になり、セツナの残酷さを無くしている。 個人的に皆がラギさんの家に集まって食事会をした時の、セツナが王子達にした目眩しが気に入っていたのに、それが無くなっていて残念…。全体的にセツナが抱える闇の部分が削られていると思われる。
  • さーさん
    2024/03/29
    ネタバレあり
    WEB版既読。リペイド国王に休息をとらせるため建国祭への参加を求める王妃だが、誰にも聞く耳を持ってもらえず、セツナに依頼を出すシリーズ5巻。ちょっとした板挟みに苦悩するセツナとそれを見守るラギの構図が愛しい。セツナが他人に弱音を吐くなんて珍しく、余計にラギを喪った時が怖い。リペイドの王族の家族関係も重厚に加筆されて、王妃が建国祭にこだわった理由の説得力が増していた。これほど王族が民に尽くし、愛される国はなかなか無い。それぞれの情を深堀したぶん苛烈なシーンは減った感じかな。リペイドの国をさらに好きになった。
  • 瀬々
    2024/11/15
    近い未来必ず来るお別れを前に、ひたすら愛しい日常を積み重ねている巻に思えました。王妃様がないがしろにされていることに胸を痛めていたのですが、鳥のシーンでぼろっぼろに泣いてしまいました。間違わずに生きていけたらいいけれど、無理だから分かり合うことを諦めてはいけないんだよなあと思います。
  • よまイ
    2024/10/06
    ほっこりすると同時に、次巻で訪れるであろう話がわかってしまって辛い。 あと、日本は平和だからあまり気にする機会はないと思うが、「建国」とは誰かを犠牲にして成るものなのた。