後宮の検屍女官 6
発売日 :
2024/01/23
後宮の疑惑と謎を検屍術で解き明かす中華後宮ミステリ、第6弾!
一段と厳しく冷え込んだ冬の朝、掖廷令・延明(えんめい)は凍死体の対応に追われていた。
仕事をこなしながらも、延明は絆を深める検死女官・桃花(とうか)の口から発せられた、かつての因縁相手の名について動揺を隠せていなかった。
桃花に会うのが怖い――。
延明は複雑な気持ちにさいなまれる。
そんな折、帝のおばである大長公主が亡くなったという知らせが飛び込んでくる。
衰弱死か、病死か、はたまた凍死か。その死因はなぜか錯綜していた。
大長公主の死をきっかけに、後宮は騒がしくなり……。
一方、延命と桃花、一蓮托生の夢を共に追う二人の関係にも変化が――?
後宮に囚われる哀しい女たちの定めが胸を打つ、
大人気中華後宮×検屍ミステリ、第6巻!
仕事をこなしながらも、延明は絆を深める検死女官・桃花(とうか)の口から発せられた、かつての因縁相手の名について動揺を隠せていなかった。
桃花に会うのが怖い――。
延明は複雑な気持ちにさいなまれる。
そんな折、帝のおばである大長公主が亡くなったという知らせが飛び込んでくる。
衰弱死か、病死か、はたまた凍死か。その死因はなぜか錯綜していた。
大長公主の死をきっかけに、後宮は騒がしくなり……。
一方、延命と桃花、一蓮托生の夢を共に追う二人の関係にも変化が――?
後宮に囚われる哀しい女たちの定めが胸を打つ、
大人気中華後宮×検屍ミステリ、第6巻!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784041142974
シリーズ作品
一覧で見る
角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
-
はなりん2024/08/0347シリーズ6巻。延明の一族を冤罪で死に追いやり延明を宦官に落とした敵が、桃花の父だった事が判明し、葛藤する延明。そんな中、またまた後宮で変死が相次ぎ起こるも、何かが起きている感じはあるものの、明らかに他殺を疑う根拠が検屍で判明しない。検屍の知識があり検屍を欺く手法が取られていた事が判明し、誰が何の為に…が次巻へ続く。桃花の父親が関わっていそうな感じです。そろそろ登場するのかしら。延明と桃花の仲もいい感じですが、まだまだ友達の枠です。こちらの今後も楽しみ。
-
kei3022024/02/1445まるで冷凍庫のような厳しい寒さ。凍死者が出るほど。事件の結末は寒さよりも厳しい老老介護問題。ファンタジーなのにリアルでした。挙動不審の延明。面白いです。今後どうなるのでしょう。
-
kagetrasama-aoi(葵・橘)2025/03/0534「後宮の検屍女官」第六巻。後宮における皇后許氏 VS. 梅婕妤の争いが激しくなるのは予想していましたが、この展開には吃驚仰天でした。確かに、このまま太子(皇后腹)が帝に即位したら梅氏は排斥されますよね。まあ、梅氏が色々と策謀を巡ららせるのも当然ということですよね。それにしても、桃花の家族の中でどんな確執、事件があったんでしょうか?気になります。桃花がいつも半覚醒状態でいるのはその後遺症なのかしら?色々と謎の多いストーリー、完結まで、増々先が楽しみです。
-
坂城 弥生2024/03/2734また謎が増えた…
-
もと2024/02/0634ネタバレあり20 ★★★★★ またもや沢山の人が惨殺され食傷気味なんだけど金鈴と銀鈴の結末は身につまされる話でした。彼女達に接触した婢女が最後の謎の人物なの?今回の黒幕は梅氏一族より強敵だね。虞美人と蔡美人も怪しいと思うんだけど彼女達は皇后派なんだよね。飢えた宦官の執着を語る延明、そんな延明の桃花に対する想いが切ないです。主軸の話は面白いけど検屍の場面はかなり凄惨なので脳内再生は控えております。あっ!でも延明は美形なので脳内再生してますよ。またまた気になるところで終わってしまった。新刊が待ち遠しいシリーズの一つです。
powered by
レビューをもっと見る