弁当屋さんのおもてなし 巡り逢う北の大地と爽やか子メロン
発売日 :
2024/01/23
「行ってみよう」と思える味に、あなたもきっと巡り逢える。
婚姻届を出してから数ヶ月、ほっと吐いた息が真っ白になる冬。
札幌にある『くま弁』で共に働くユウと千春が考えたのは、道内で小旅行を何回もする――自分たちなりの新婚旅行。
サロマ湖に夕張、留萌の黄金岬……
いくつもの旅の中で美味しいものやたくさんの人に巡り逢う。
しかし、無理がたたって旅先で業務用のバンが故障し、宅配の計画が頓挫してしまい――!?
もっともっと北海道が好きになる、北のお弁当屋夫婦のものがたり。
札幌にある『くま弁』で共に働くユウと千春が考えたのは、道内で小旅行を何回もする――自分たちなりの新婚旅行。
サロマ湖に夕張、留萌の黄金岬……
いくつもの旅の中で美味しいものやたくさんの人に巡り逢う。
しかし、無理がたたって旅先で業務用のバンが故障し、宅配の計画が頓挫してしまい――!?
もっともっと北海道が好きになる、北のお弁当屋夫婦のものがたり。
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 704円(本体640円+税)
- ISBN: 9784041145364
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角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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しんごろ2024/02/05192今作もユウくんと千春の新婚の頃の話。新婚旅行と称していった小旅行のサロマ湖。牡蠣、いいねえ。小旅行を何度も繰り返して行くのが二人の新婚旅行。北海道はでっかいどー。いろいろ行って、いろいろな食材、食べた料理を“くま弁”の弁当に活かしてほしいね。今作は、牡蠣、タコ、イカとか海の幸ばかりの海の幸のメニュー。食べたくなるなあ。とくに牡蠣フライが食べたいな。くま弁の常連さん達もあいかわらずで、今日もくま弁は平和で何より。美味しい弁当も食べたくなるが、小旅行に行きたくなる。小旅行は温泉があればさらいいね。
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藤枝梅安2024/08/06102ネタバレあり結婚した二人がサロマ湖を訪れる場面から始まり、くま弁を取り巻く人々のエピソードが続く。千春の運転で夕張を訪れた茜が思い出した人とは・・・。芸能活動を続けている茜と引退した七生を熟したメロンと摘果メロンになぞらえたのは、厳しい現実を直視していると感じた。日本海沿いをドライブしていたユウ、長年使っていたバンがバッテリー上がりを起こす。そこに偶然、自作キャンピングカーの守田夫妻が登場し救われる、バンを修理するも数か月後に再び故障発生し廃車。宅配の構想がとん挫するが新しいバイト(雪緒)が登場する場面で見事に着地。
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カメ吉2024/03/0988久々の読書。好きなシリーズ。相変わらず料理は本当にどれも美味しそうでユウと千春のあたたかさが染みる作品でした。今回は忙しい弁当屋さん夫婦の道内小旅行がテーマになっておりシリーズで登場した人達との再会など懐かしさもありました。そして変わらぬ常連さんとの掛け合いも楽しかった。このままいつまでも続いてほしいシリーズです。弁当屋さん夫婦の何気ないエピソードはいつも変わらず反して新鮮でもあります。遠い北海道、札幌にある『くま弁』に行きたいなぁ〜。っていつも読後は思います。楽しいです。
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ツン2024/01/3080今回は二人が結婚したところと、宅配を始めるところの間のお話でした。話が前後するのね(笑)
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mayu2024/03/1170ネタバレありシリーズ12冊目とカウントしてもいいのかな?『テッカメロン』夕張メロンみたいな、テッカって言う地域があって、市場には出回らないメロンがあるのかと思いながらページをめくったら『摘果メロン』だった(笑)漢字って素晴らしいね。『北海道巡り弁当』地図付き。いいね。こういうお弁当。楽しそうだ。小旅行をしたり、常連客のみなさんに、料理をふるまってもらったり。いつものユウと千春とは違う一面も。このあと、しあわせ宅配篇なるんだな。
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