後宮を飛び出したとある側室の話 初恋と王冠
発売日 :
2023/12/01
「後宮を飛び出したとある側室の話」シリーズ 待望の書き下ろし最新刊!
王太子ラウルの唯一の妃となったリードの前に、同じ転生者であるコンラートが立ちはだかるが、リードたちの機転により戦争は回避された。リードはリケルメ王にコンラートの狙いが、ユメリア大陸の資源奪取と植民地化だと伝えるが、リケルメもまた大陸進出を目指していることを知り愕然とする。一方、ラウルは人々の幸せのためにリケルメやコンラートとは違う道を選ぶことを示し、リードの気持ちに寄り添う。最悪の場合、リケルメと袂を分かつ事態になりかねない中、リケルメの娘であるパトリシアがやって来て…?
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 1540円(本体1400円+税)
- ISBN: 9784041144275
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角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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Yukiko Yosuke2024/03/0815ネタバレありシリーズ第4作。前作で出てきた転生者コンラートとの決着をつけるのかと思いきや、彼のユメリア大陸侵略に対するラウルとリードの画策を軸に、リケルメの娘パトリシアの初恋と、ラウルの即位までの心の揺れを描く。権謀術数渦巻く政略戦略知略の応酬を期待していたので、ちょっと残念。でもまあ、基本的にこのシリーズの登場人物はいい人なので、安心して読めます。リケルメ、大国の王のくせにリードに弱すぎでは(笑)。次こそは、戦争の時代に生きて転生したコンラートと、平和な時代から転生したリードの対決が見たいな。
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アッちゃん2024/01/2113ネタバレあり電子版を読んだのでシリーズ④冊目。ちなみに紙本だと3冊目。意見の相違などありつつ安定ラブラブなラウルとリード。コンラートがユメリア大陸へ侵略し植民地支配を考えていると知り奔走するリード…そこにリケルメの娘・パトリシアとバディの恋の行方も絡んで今回も大活躍なリードでした♪ラウルが王位を継ぐ事になる後半、アルベルトの隠れた恋の話しなど…うむ、面白いシリーズだと思うけれど、リードは賢く男前なのに、今更ながら挿絵のドレス姿が残念だな…。ホント今更ですが。
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アッちゃん2025/04/0110ネタバレあり「再読」シリーズ4冊目。賢く戦争の恐ろしさも知っているリードが侵略戦争になりそうな国同士を、貿易で繋ごうと画策し、その裏でリケルメの娘パトリシアの恋を応援するお話。そしてラウルの即位を巡ってアルベルト登場。黒髪を褒めて自分の墓穴を掘るいつも賢いリードの焦る姿は珍しい。そういえば、続きは出るのかしら。
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ももちゃん2023/12/104ネタバレあり電子。4冊目。 前半はリケルメの娘のパトリシアが主役かな?めちゃくちゃ良かった♡初恋ってパトリシアことだったのね。お相手のバティも良い!甘酸っぺえ〜やつだけどそこに政治が絡んで大変なことになりそうだったけど結局リードに嫌われたくないリケルメが折れて事なきを得た、ホッとしました。 後半はラウルがついに即位するお話。 良いキャラたくさんだし優しい世界だしで楽しすぎたのでシリーズ一気読みしちゃった。まだ続いてるのかな。わからんけど続きも楽しみにしてます!
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ユキモリ2023/12/243ネタバレありシリーズ三作目。王宮を飛び出したお姫様な内容で主役カップルより行動的なお姫様の恋の方が印象深い。敵の転生者がそのままなので次巻で決着してほしいな。
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