英雄はアンブロシアを喰む 上

発売日 : 2023/12/01
「背中を預けるには」シリーズ 小綱実波先生の書き下ろし最新作!
俳優の真宮藍は撮影のため渡米し、美貌のボディーガード・イーサンと出会う。イーサンは「ようやく見つけた」という謎めいた言葉とともに藍を翻弄し、神と人間が生きる異世界へと藍を連れ去る。イーサンの正体は半神ニキアスであり、神の庭から悪神によって流された『英雄の果実』を取り戻すために派遣された英雄候補だった。そして英雄候補に無限の力を与える果実こそ人間として受肉した藍の本性であった。異世界に連れてきたニキアスを許せずにいた藍だが、ニキアスの過酷な使命を知り、力になりたいと思い始める。だが無意識に甘い匂いを放つ藍を巡り、各国の英雄候補たちとの戦いが起こり――?

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みんなのレビュー

  • honoka
    2023/12/09
    ネタバレあり
    下巻早よ!覚悟していたけど待つの辛い。異世界ファンタジー。狼神を父に持つ有翼神子(半神)・ニキアス×美形俳優・藍(実は異世界から流れつき日本人として出生)。十二国記(小野不由美先生)を少し思い出す。主人公の貞操はあわやで守られると信頼できる作家様なので、藍が誰もが欲しがるアンブロシアという設定は超美味。が、しかし相愛になったところで藍に危機迫る、で引き。が〜ん!(最初の1行に戻る)
  • ひぬ
    2024/12/07
    ネタバレあり
    【電子】作者買い。現代から神と人間が生きる異世界へと連れ去られた藍。自分を連れ去ったニキアスの事を許せずにいた藍ですが、彼の過酷な使命を知り、気持ちも変わっていき…ギリシャ神話っぽい世界観を背景に描かれる物語でスケールがとにかく壮大。現代の人間として、そしてアンブロシアとしての自分の存在意義の間で揺れる藍の葛藤と揺らぎが巧みでした。悠斗の立ち位置も良かったです(何気にかなり好き)。まだまだ謎が残ってるのに加えものすごく続きが気になる終わり方でした。なんか嫌な予感。
  • uuuuuuuuko(うーこ)
    2024/12/17
    ネタバレあり
    上下揃うまで待ってよかった!いやあ〜壮大。英雄の果実が流されてこちらの世界で生きてるの、十二国記みたい。ニキアスは半神で神力がすごいかもしれないけどとにかく国のため民のため藍のために身を削りすぎでつらい。ニキアスも藍もカイロスも美しいので挿絵がもっとあればよかったな。寡黙そうなセルジオスも好き。悠斗とくっついたりはしない??ニキアスもだけどセルジオスも狼系なのでつがいに対して暑苦しくなりそうで(笑)。さて、下巻だ!どうかどうか、神が公平でありますように。
  • もきゅ子
    2024/10/18
    ネタバレあり
    面白かった。神様達とその子供達の神子が治める神話のような異世界から、アクシデントで現世で人間として生まれてしまった《神の果実》である受け。攻めが受けを連れ戻すんだけど、受けからしたらいきなり野蛮な異世界に誘拐されて混乱状態。初めは使命のため、自分の国のために受けを連れ戻した攻めだけど、余りにも酷なことをしてしまったと後悔し始める。神子としての使命よりも受けの幸せを願うようになってしまった攻めの献身的で自己犠牲的な愛情に萌える。「どうか愛のために、私に死を選ばせてくれ」というセリフが印象的。
  • しゅう
    2024/09/13
    ネタバレあり
    よし読むぞ!と覚悟のいる厚さ。ニキアスと藍に幸せになって欲しい一念で読み進めました。神の庭から流された『英雄の果実・アンブロシア』設定は少し十二国記を思い出しました。巻き添えで異世界に来てしまった悠斗くんも重要な役割なのでしょうか、気になります。下巻行きます!