多元宇宙的青春の破れ、唯一の君がいる扉

発売日 : 2023/11/25
並行世界を渡って、理想の青春を。
普通の高校生・湯上秀渡は事故をきっかけに『並行世界を行き来する力』を手に入れ、それ以来""理想的な青春""が存在する並行世界を数多く渡り歩いていた。憧れの幼なじみ・友永朝美との交際、ミステリアスな先輩との生徒会、思春期な義妹との生活など──面白い世界を見つけて好きに選べるなんて最高!……しかし、突然『全ての並行世界が1つに統合される』現象が起き世界が急変。各世界のヒロイン達全員が同じ世界に現れてしまう!
さらに、友永朝美に乗り移った""未知の並行世界の朝美""から「世界の統合は秀渡君が修復できる」といきなり告げられ……? 
新世代がエモーショナルに描く、カオスSF青春劇開幕。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 748円(本体680円+税)
  • ISBN: 9784046831552

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みんなのレビュー

  • よっち
    2023/11/24
    事故をきっかけに『並行世界を行き来する力』を手に入れ、並行世界を数多く渡り歩いていた普通の高校生・湯上秀渡。しかし、突然『全ての並行世界が1つに統合される』現象が起き世界が急変する青春SF小説。アイドルの幼馴染・朝美との交際、ミステリアスな先輩との生徒会、思春期な義妹との生活など、様々な可能性を探っていた平行世界がひとつになってしまうカオス。そこに現れた並行世界の朝美と世界を修復するために動き出すストーリーで、並行世界を巡る先進世界の思惑にも振り回されながら、大切なことを思い出してゆく結末は良かったです。
  • 和尚
    2024/02/28
    とても面白かったです! 普通の高校生・湯上秀渡は事故をきっかけに『並行世界を行き来する力』を手に入れたことから理想的な青春を渡り歩いていて、でもそんな世界に異変が……というあらすじ。 最初はなるほどこういうのも面白いな、から始まり、次のステージになると更に面白い!ってなり、並行世界をこういう風に使うの凄いなってなり読み進めて一気に読み終わってしまいました。 終わり方もとても良かった、好きでした。 少し不思議な、でも確かに青春の物語。 おすすめです!
  • なみ
    2024/02/23
    並行世界を自在に行き来することができる湯上秀渡は、アイドルの幼馴染みや高校の先輩、義理の妹など、様々なヒロインとの青春を楽しんでいた。 しかしある日、並行世界が1つに統合され、世界が混乱に陥ってしまい──。 SF要素がかなり強めのラブコメということで、非常に挑戦的な作品でしたが、丁寧で読みやすい文章のおかげで、しっかり楽しむことができます。 最初から最後まで、次は何がどうなるんだ……というワクワク感に心が踊る、とても素敵な読書体験でした。
  • のれん
    2023/11/27
    ネタバレあり
    冒頭から序盤が懐かしの並行世界SFらしさがあった。自由に世界線の揺らぎを移動して、その世界の自分と「同期」することに不都合を感じない所に映画版「時かけ」のような自由さを感じた。 自身の可能性が無限であることを感じ続けたい主人公の欲望は素朴で何度でも読めるテーマ。しかし、ある意味短編~中編ぐらいが一番締まる展開で、敵との追いかけっこ展開に「時間稼ぎ」を感じた。 全ては主人公の青春の夢であり、一つを選択する人生に生きる流れは綺麗であるからこそ、もっと短くしても良かった。青春SFは勢いこそが全てであるからに。
  • 碧海いお
    2024/01/02
    ネタバレあり
    主人公の湯上秀渡は事故で『並行世界を行き来する力』を手に入れ、並行世界を行き来をする。 タイトルからして、ラブコメだと思っていたら何か違っていた。途中で湯上が死ぬのでは?というまるでサスペンスを読んでいるような感情を持ってしまいました。分類としてはSF。1巻完結の作品としてよかったです。 ただ、近年のライトノベルの作品にしてはキャラクターの掘り下げがあまりないのでストーリーだけを求める人向けかも。