名代辻そば異世界店 1

発売日 : 2023/10/25
一杯のそばが心を満たす温かさと癒やしの異世界ファンタジー
旧王都アルベイル。この街には景観に馴染まぬ不思議な食堂がある。
通称ツジソバと呼ばれる名代辻そば異世界店では、ヒューマンの店主がソバという珍しい料理を出しているのであった。驚くほど安くて美味いソバの数々、酒場よりも上等で美味い酒、そして王宮の料理すらも凌駕するカレーライスなどが食べられる店である。
ある日突然、旧王城を囲う城壁の一角に現れたツジソバは、瞬く間に旧王都で一番の人気食堂となった。ヒューマンのみならず、エルフ、ビースト、ドワーフ、魔族さえもこの店の美味の虜になっている。
転生者ユキトが営む『名代辻そば異世界店』では、今宵も訪れた人々が美味なるソバに舌鼓を打つ。心の拠り所として、食の癒やしに包まれる場所としてツジソバの物語が幕を開けた――。
  • レーベル: MFブックス
  • 定価: 1430円(本体1300円+税)
  • ISBN: 9784046830067

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みんなのレビュー

  • あつひめ
    2024/04/21
    点訳校正完了。他の方の感想を見て店名がもじりなのかぁとわかった。私の住まうところにはそのお店がないのでわからなかった。読んでいるとほんとにそばが食べたくなる。お蕎麦屋さんの出汁の香りが脳内でふわーんと。校正期間中、天ぷらそばとカレーそばを作ってしまった。きつねそばも捨てがたい。甘い油揚げ…。この後の展開も楽しみだけど、そばを食べたくなる物語はお蕎麦屋さんを応援しているようでとてもいい。異世界転生ものはどうも苦手ではあるんだけど楽しませてもらった。近々、甘い油揚げを煮よう。きつねそばのために。
  • 凜音
    2023/10/29
    読了 お腹減った。蕎麦食べたい。 週刊連載の漫画を持つ主人:ユキト。 彼は過酷な連載業務に追われ体調を崩してしまう。 過酷な3年間の中で癒しであり愛していた「名代辻そば」で彼はバイトを初め水道橋店の店長になるもトラックに轢かれてしまう…そして、異世界の神様に「名代辻そば」を異世界に召喚できるギフトを貰い、 異世界で美味しいそばで人々を魅了していく世界グルメファンタジー。飯テロ…そばが美味しそうで生唾何度も飲み込んでました。蕎麦食べたい…人に振る舞うほど、レベルが上がり出せる料理も増えていくのも楽しいです。
  • 西澤 隆
    2025/04/16
    時々ハマるなろうもの小説。案外「活字離れ」なんて起きてないのかもと思ったりも(笑)。僕が若い頃は立ち食いそばはのびててデレデレで「腹減ったから食べるもの」だったけど、10年くらい前に知人に勧められて「ゆで太郎」に入って以来、立ち食いそばが「ちゃんとそば」になっていることに驚き、それ以来けっこう地方のロードサイド店で食べている。王宮料理でもなんでもない日々の活力となるゴハンが、いろんなひとを勇気づけるのはいいな。「メシばな刑事タチバナ」ではなく、なろう小説の読者層にも立ち食いそば再発見が訪れるならそれも幸せ
  • 菊地
    2023/10/28
    「異世界に現代グルメを持ち込む」というタイプのグルメもの。 辻そばは富士そばのもじりだとは思うけどそれなりには面白い。 ただ面白いは面白いんだけど普通の「料理店」ではなく「辻そば(富士そば)」という店舗・メニューを絞ってしまった苦しさは随所で感じてしまった。 結局「富士そば」のメニュー数・メニュー傾向を超えたものを出せないから、その限られたメニューの中でドラマや食体験を描かないといけないから早々にネタ切れはしそう。 「辻そば(富士そば)」に限定した利点よりは、欠点の方を強く感じてしまいましたね。
  • エリックマ
    2024/05/05
    おそばが食べたくなる。 訪れる人達のそれぞれの事情も描写されており、続きが楽しみ。