君が唄う薬恋歌

発売日 : 2023/09/29
運命に殉ずる覚悟はあるか。命を讃え、恋を唄う異世界ファンタジー!!
世界最後の希望と言われる薬術師。
新米のライラは遠征先で、王城で飼われていた妖人レイルと出会う。
その夜、クーデターが勃発! 
ライラはその最中、妖人の魂である魂石でレイルを支配してしまう。
彼を放っておけないライラは、解放する代わりに「対等な存在」として護衛に雇うことに。
逃亡の旅でレイルを癒すうち、二人は次第に距離を縮めていくが……? 
「生きて、ここにいてくれ」
命を讃え、恋を唄う異世界ファンタジー!

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

角川ビーンズ文庫の新刊

  • 異世界から聖女が来るようなので、邪魔者は消えようと思います 9
    NEW
    異世界から聖女が来るようなので、邪魔者は消えようと思います 9
    ウィリアムが完全復活!? そしてついに、瘴気の源の謎が明かされる――。
    蓮水 涼 (著者) / まち (イラスト)
    発売日: 2025/10/31
    角川ビーンズ文庫
  • 不死身の女王は嘘つき魔族の執着から逃げられない ※逃げる気もない
    NEW
    不死身の女王は嘘つき魔族の執着から逃げられない ※逃げる気もない
    命以外を差し出す代償は「愛」――女王と魔族が契約から恋を知る物語
    ある鯨井 (著者) / 中條由良 (イラスト)
    発売日: 2025/10/31
    角川ビーンズ文庫
  • 冷酷公爵様は魔法鑑定士にだけひたすら甘い 兄弟子の妹弟子愛が強すぎます!
    NEW
    冷酷公爵様は魔法鑑定士にだけひたすら甘い 兄弟子の妹弟子愛が強すぎます!
    わたしに過保護な兄弟子公爵様。これって妹弟子愛!? それとも――
    雪嶺 さとり (著者) / 瀬澤 ゆうこ (イラスト)
    発売日: 2025/10/31
    角川ビーンズ文庫
  • わたくし、負けませんので。 政略結婚は令嬢のたしなみ
    NEW
    わたくし、負けませんので。 政略結婚は令嬢のたしなみ
    最強過ぎる二人の令嬢の、打算的で宿命的な求婚バトルが勃発!?
    二三 夏一 (著者) / 久賀フーナ (イラスト)
    発売日: 2025/10/31
    角川ビーンズ文庫
  • 悪役令嬢、ブラコンにジョブチェンジします 8
    悪役令嬢、ブラコンにジョブチェンジします 8
    学園祭、閉幕! 全力で折ったフラグの陰から「マグナ」の策略が……!?
    浜千鳥 (著者) / 八美☆わん (イラスト)
    発売日: 2025/10/01
    角川ビーンズ文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • RINGOoisiiiiiii
    2024/02/16
    シンドイシンドイが続くにも関わらず先が気になるし、人を救うという使命を絶対に優先する事に感動しました。「自分の命より他人の命」これが絶対に揺るがないので、揺るがないからこその悲劇がドシンドイ。でも面白い!!シンドイの平気な人は是非読んでほしい!!
  • bulbul
    2023/10/03
    守野作品はいつも過酷な運命を舞台に主人公達の愛と成長を語ってくれますが、今回の人の業は救えないんじゃないかなぁ、、と心配しながら読んでました。沢山の人々が死力を尽くし柔らかな着地に導いて一安心。驚く事に高校生の頃に書いた作品だとあとがきにありました…、えっ?ええっー!?見るもの全て切り刻む荒ぶる女子高生!(T-T)? 改めてライラとレイルが笑顔になって良かった良かった。
  • さーさん
    2024/01/02
    ネタバレあり
    医療に特化した異能をもつ薬術師のライラと、獣のような身体能力をもつ妖人のレイル。妖人が奴隷として狩られる国で出会った2人の命を唄う恋物語。人間に対する妖人の憎悪が巡って、誰より優しい人に犠牲を強いる様が辛い。虐げられることしか知らないレイルが初めて触れた毒のような優しさと安堵、ただ共にいたかったと願う2人の恋慕がとても切ない。暴徒に身を刻まれてなお命への理想を語り、命を削って他者を救うライラの姿は尊くて、その儚さに心底ゾッとする。理想と現実の落差に凄まじく感情が乱高下する作品。好きだけど辛い。
  • 色素薄い系
    2024/08/28
    面白かったけど、薬術師って消耗品だよね?ただでさえ適正者少なくてそこから薬術師になれるのはさらに少ないのに使い潰すしかないってコスパ悪すぎじゃない?何その高級消耗品ってずっと思っていたよ。しかもそんな約束された死が待つ職(?)なんて就きたいと思わないと思うんですけど…レイルがライラと出会った事で変化していく過程や妖人も人間もどちらも度し難いほど愚かな者はいる、というのを見せてくるストーリーは良かったよ。薬術師の設定だけがアレだっただけで…
  • 雪猫
    2024/05/20
    ネタバレあり
    電書 ★★★☆☆3.5 ライラには父の死という理由があったけど、薬術師の命を削るというのが、使命と感じさせる洗脳の一種みたいでどうにもダメだ。本当にその状況で薬術師になる人がいるのだろうか。 若い子は使命に燃えて他者を優先させられるかもしれない。でも薬術師の母親の目の前で自分の幼子と他者が命を落としかけ片方しか救えない時に他者を優先できるだろうか。 この作者さんらしい心に響く物語ではあるけれど、その辺りがもやもやとするから少しお若い方向けかな、と思いながら読んでいたので、高校生の頃に書かれたと聞いて納得