末っ子オメガ、獣人王の花嫁となる
発売日 :
2023/09/29
第23回角川ルビー小説大賞 読者賞受賞作家のデビュー作!
貧乏村の村長の末っ子オメガである青蓮は、周囲に流され獣人の国・白夜皇国の次期皇帝でアルファである渾沌のもとへ嫁ぐ事に。不安を抱えながらの嫁入り、青蓮を待っていたのは――巨大なバケモノだった! 粗野で不遜な渾沌の態度に最初は戸惑いながらも、青蓮に執着する兄の襲来やともに迎えるの初めての発情期、慌ただしいけれどもほんのりと幸せな生活のなかで彼の不器用な優しさに気付いていくことになる。しかし渾沌と青蓮の婚儀の宴の余興にと現れた旅芸人たちによって生活は一変。その昔、神と獣人によって滅ぼされた夜楼国の王族の末裔を名乗る彼らの手によって青蓮が誘拐されてしまい…!?
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 858円(本体780円+税)
- ISBN: 9784041141922
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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honoka2023/10/1726ネタバレあり中華ファンタジー。攻めの御付きの人が銀兎で受けの兄者が銀狐。両方銀がつくのが紛らわしい。モフモフ×人Ωね〜とゆらっと始まったと思ったら受け失明しちゃうし結構ヤバめな凝った展開でハラハラした。攻めの溺愛は感じるけどもキュ〜ン♡が足りないのは何故?次作も期待してるわ。
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きょん2023/10/1717ルビー文庫にしては300P近い厚さで内容も盛り沢山で読み応えあり。人間の国の村長の息子オメガが隣国の獣人の国の王太子に嫁ぐ導入はBLって感じだけど、方術師や呪い、亡国の王族の末裔の登場に青龍や渾沌の正体といった天界大戦争の様相を呈してくると、そちらに話の主軸が移ってしまって恋愛が若干付け足し気味だったのは仕方ないのかも。発情を抑えるのに受を攻の血まみれにする状況は初めて読んだ(笑)
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ハル2023/09/2912ネタバレありオメガバース 末っ子のΩ青蓮が嫁ぐことになった獣人の国白夜皇国次期皇帝渾沌は美丈夫だけど本性の見た目が恐ろしく青蓮は気絶してしまう💦2人がラブになるまでが長く渾沌が不器用な優しさを見せてから少しずつ2人の距離が近づいて…でも兄の銀狐が乱入したり皇国を恨む敵が襲いかかったりとなかなか進展しない😅敵との戦いの中で青蓮の芯の強さを感じ渾沌との絆が深まった‼︎全てが片付いたあと抱き合う2人…良き😍渾沌がはじめから青蓮にメロメロなのが良かった♥️色々設定があるんだけど上手く説明出来ない🙇♂️面白かった😊
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nono2024/10/289ネタバレありBL。初読み作家様。貧乏村の村長の末っ子・青蓮が、隣国の次期獣人皇帝・渾沌に嫁ぐ事から始まるお話は、凝った設定のオメガバース。望まぬ婚礼に戸惑う間もなく猛々しい渾沌の姿に怯えるも次第に優しさに絆される青蓮、苛烈な見かけとは裏腹に優しい気遣いの渾沌。次第に甘い雰囲気を漂わせる彼等の前に思いがけない騒乱が降りかかる展開は、甘い中にも信頼と献身が一途。ただ兄と従者の名前が似すぎwで混乱も。思いがけない壮大な世界観を楽しみながら、溺愛な恋模様を堪能です。
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ハル2023/10/319<再読> オメガバース
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