薔薇姫と氷皇子の波乱なる結婚
発売日 :
2023/09/25
スラム育ちの姫と孤高の皇子が紡ぐ、シンデレラロマンス×痛快逆転劇!
〈薔薇姫〉と呼ばれる型破りな姫、アンジェリカは庶子ゆえに冷遇されてスラムに追放された。学者である祖父のもと文武両道に育った彼女に、ある日政略結婚の命令が下る。相手は『母殺し』と畏怖される〈氷皇子〉こと、皇国の第一皇子エイベル。しかし実際の彼は、無愛想だが心優しい美青年で――!?
皇帝が病に伏し国が揺らぐ中、第一皇位継承権を持つエイベルを陥れようと暗躍する貴族たち。孤独な彼の事情を知ったアンジェリカは、力を合わせ華麗なる逆転を狙う!
【登場人物紹介】
◇アンジェリカ
近年台頭してきた北の強国、ノルグレン王国の亡き前王の娘。
腹違いの姉である女王の命令により、無理やり政略結婚させられた。祖父は高名な政治経済学者。
◇エイベル
半ば没落した南の大国、マグナフォート皇国の第一皇子。
『母殺し』と恐れられているが、実際は心優しい青年。とある事情で皇子宮に蟄居している。
皇帝が病に伏し国が揺らぐ中、第一皇位継承権を持つエイベルを陥れようと暗躍する貴族たち。孤独な彼の事情を知ったアンジェリカは、力を合わせ華麗なる逆転を狙う!
【登場人物紹介】
◇アンジェリカ
近年台頭してきた北の強国、ノルグレン王国の亡き前王の娘。
腹違いの姉である女王の命令により、無理やり政略結婚させられた。祖父は高名な政治経済学者。
◇エイベル
半ば没落した南の大国、マグナフォート皇国の第一皇子。
『母殺し』と恐れられているが、実際は心優しい青年。とある事情で皇子宮に蟄居している。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 759円(本体690円+税)
- ISBN: 9784049153033
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みんなのレビュー
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かなで2023/10/2124ネタバレあり【酷評注意】素晴らしい表紙に惑わされて読み出すと、貴族調の言葉遣いをとんでもなく誇張したヒロインが出てくる。最初はスラム育ちだというのに王の隠し子というだけで輿入れされるという嫌味で使用してるのかと思いきや、終始、公の場でその口調にこちらが耐えられず。しかもスラム育ちと言っても唯一生存する家族の祖父の人脈のおかげでお小遣いまで貰えていたので、そこまで悲惨な育ちではない。スラム育ちは活かしきれず、祖父の薫陶を受けたから今に役立っている描写も、過去が薄くしか語られないので微妙。恋愛要素もほぼ無い。
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京2023/10/308ネタバレあり庶子ゆえ冷遇されスラムで育った薔薇姫・アンジェリカは王命で母殺しと畏怖される皇国の第一皇子・エイベルと政略結婚することに。皇帝が病に伏し国が揺らぐ中、エイベルはとある事情で皇子宮に蟄居しており…。ギャグではなく素で「~ございますですのよ」って言うアンジェリカが無理だった。22歳の大人がこんな滅茶苦茶な敬語使う!?スラム育ちでも祖父のもとでそこそこの暮らしをしていたし祖父のおかげで文武両道になったわりに幼稚だし。エイベルの母殺しの真相も大したことなく表紙に騙された感。終盤のアクションシーンは面白かったです。
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儚2024/11/175スラム育ちの庶子姫アンジェリカは異母姉であり自国の女王であるオリガから政略結婚を命じられる。嫁いだ先の皇国の皇子は『母殺し』として畏怖される氷皇子。文武両道で猪突猛進型ヒロインは、無愛想で皮肉屋のヒーローに「この結婚、ぶち壊したいんですの」と告げー。頭が良い設定なのに、口調がずっとおかしな令嬢言葉で直らない。主要人物たち、もう少し口調について突っ込んでも良いのでは。痛快逆転劇とのことだが、まだまだ権力者の手駒感がする。2巻があるので、痛快展開はそちらに期待するがこの作者さんじゃ得るもの少なそう。
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よっしー2024/04/115お話は結構面白かったけど、アンジェリカの言葉遣いにはちょっと違和感だったな。コメディじゃないんだからヘンテコ言葉は無くて良いよ…。もし続きがあるならお祖父さまにも出てきて欲しい。宵マチさんの表紙が美麗で〇。
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栗山いなり2023/10/155スラム育ちの型破りな姫が政略結婚をさせられることから始まるファンタジー小説。シンデレラロマンスとしての基本をしっかりと見せつつも中々に硬派な感じのするファンタジー小説だった。刺さる部分もあって結構良さげな作品
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