ガンパレ-ド・マ-チもうひとつの撤退戦
発売日 :
2005/01/25
激戦はここでも繰り広げられていた――
撤退戦にまつわる、知られざる戦いのエピソードがまだあった―― 生徒たちを前線に残し教官のみ本土へ避難せよとの命令を無視し、本田、坂上、芳野の3人の教官たちが生徒を引き連れ市外へ脱出する表題作「もうひとつの撤退戦」 そして来須銀河が幻獣領へと潜入する「来須潜入、幻獣領へ」など、選りすぐりの6編を収録した、傑作短編集!
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 627円(本体570円+税)
- ISBN: 9784840229524
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みんなのレビュー
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Squirrel2012/06/189あっという間に読み終わる。5121隊以外のお話。いわゆるスピンオフ作品です。ちょうど気になっていた面々のあの時その時が書かれていて、私は満足の一冊です。幻獣領、荒波隊、イ号作戦、教官たち、紅陵女子。大人は大人で生きてきた分だけいろいろ背負ってるし、子どもは子どもなりに一生懸命だ。ただ、私自身が戦争体験がないので、読み進められてはいるが、戦争の実体験があったとすれば、この手の話は読むことができないかもしれないと思った。フィクションではあるが、リアル世界にシンクロすることもしばしば感じます。
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でーたべーす2012/10/1755121以外の部隊の戦闘は本当に死者が出てしまうから恐ろしい。女子戦車隊の戦い方が熱い。
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YO-HEY@紅蓮ロデオ2015/06/0845121以外のお話。裏側だったり、教官だったり。第5世代とかも。モコス小隊の話は好きだったわ。意地でも隠れてやる、っていう強さ。
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いっち〜2017/06/242形式としては短編集だけど、世界観をちょいちょい補足するこういう話は読む側としては嬉しい。個人的には表題作の「もうひとつの撤退戦」が面白かった。メンバーが戦闘訓練どころか銃すら撃ったことない高校生同然の学兵1クラス分と数人の軍人だけという本編とはまた違う絶望感やそこからの決死の逃避行が良い。士魂号のプロトタイプ?や撤退戦本編に繋がるラスト等のリンクもニヤリとする。他に、「大破1、任務続行」のように本編以上に泥臭い話もあるし、荒波小隊や瀬戸口・来須の外伝もありで掘り下げ面でも充実してる。次は山口防衛戦か。
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北白川にゃんこ2015/11/072決してヒーローにはなれない者たちの物語。脇役だって生きてるんだ!
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