最後の晩ごはん 優しい犬とカレーライス
発売日 :
2024/07/25
美味しい料理と優しい人々が織りなす大人気シリーズ、今回は犬も主役!?
芦屋の定食屋・ばんめし屋で働く元俳優の海里は、
休みの日に作家・淡海五朗の家で朗読の練習に励んでいる。
演じることの楽しさに気付き、淡海の創る物語を表現するため懸命だ。
しかしその帰り、淡海と屋敷の前で大きな黒い犬に出会う。
犬はまるで海里たちを導くようにある家へと向かい、
海里たちはそこで悲しい現実に直面する。
そして「マヤ」と名付けられた犬の周りで不思議な出来事が……。
犬も主役の記念すべき第20弾!
休みの日に作家・淡海五朗の家で朗読の練習に励んでいる。
演じることの楽しさに気付き、淡海の創る物語を表現するため懸命だ。
しかしその帰り、淡海と屋敷の前で大きな黒い犬に出会う。
犬はまるで海里たちを導くようにある家へと向かい、
海里たちはそこで悲しい現実に直面する。
そして「マヤ」と名付けられた犬の周りで不思議な出来事が……。
犬も主役の記念すべき第20弾!
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784041141410
シリーズ作品
一覧で見る
角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
-
しんごろ2024/09/10192海里、夏神、ロイドの掛け合いは相変わらず。でも海里と李英の掛け合いはもっとみたい。だから李英よ、早く回復しておくれ。そして海里と共に成長してほしい。淡海は、反省することもできるし、今作の気配りはなかなかのもの。淡海はなんか憎めない。夏神が揚げた天ぷら、食べたい。サンドイッチもいいね。カレーライスも食べたい。要するに、今作の料理は全部食べたくなるのだ。料理は、いや食べるということは人を幸せにしてくれる。今作は犬のマヤが加わり、幽霊でなく魂。話はベタベタかもしれないけれど、優しく心にしみる話だった。
-
タイ子2024/08/25110珍しく犬が物語の軸となる今作。ばんめし屋で働く元俳優の海里が朗読のレッスンに通う作家の淡海の家。そこで起こった一連の出来事に犬が関係してくるという話。淡海の家の前にたたずむ一匹の犬。どうやら後をついてきて欲しい仕草に海里と淡海がついて行くとそこで見つけた老人の死体。ミステリ小説ならさしずめ<黒犬が招く真夏の殺人事件>とかなるんだろうけど、本作は至って優しい物語なので病死ということで。残された犬を淡海が預かるが、どこからか聞こえる少女の声。現れた少女の正体が…。今回も心優しいファンタジックな第20弾。
-
はにこ2025/02/0867ネタバレあり李英くんの病状が良くならない。手厚い扱いをしてもらっているけど可哀想。海里は一人で稽古を続けて頑張っている。そんな海里と淡海先生の元に黒ラブが現れる。めちゃ利口で可愛い。そして、樹の妖精?も。今まで幽霊だったけど、こういうパターンもありか!今回もほっこり面白かった。
-
真理そら2024/07/2465わんこ好きには号泣かも、樹木好きのわたしもグッときた。確かに冷やし中華は全体をまぜまぜして食べたほうがおいしいかも、でもカレーはまぜまぜしないほうが好きかも。今回のレシピはサンドウィッチ。
-
佐島楓2025/06/1750ネタバレありようやく既刊20巻ぶんを読み切った。新刊の予定が来月あたりにあるようなので、間に合ってよかった。登場人物の聞き分けが全員良すぎて、逆に疑ってしまうほどだったけれど、小説世界だと思えば心地よい。これからも長く続いてくれるシリーズだといいな。
powered by
レビューをもっと見る