後宮妃の管理人 8 寵臣夫婦は死力を尽くす
発売日 :
2023/06/15
黎暉大国と杏津帝国。緊張状態の両国に挟まれた寵臣夫婦を待ち受けるのは?
黎暉大国の冬の朝。宮廷に呼び出された優蘭たち寵臣夫婦は、二つの重大事案に直面した。一つは杏津帝国皇弟の娘・魅音の亡命希望。もう一つは後宮妃の藍珠から、同皇弟の愛妾・神美が両国を滅ぼす計画を持つと情報を得たこと。問題はそれらの信憑性だった。
優蘭は藍珠を信じ、唯一の手がかりである指輪の紋章について調べるため、紋章学に詳しい皓月の友人を訪ねて一路、珠麻王国へ。ところがそこは、優蘭を遥かに凌ぐ大商人たちが牛耳る国で!?
緊張状態の大国の裏で蠢く策動。寵臣夫婦を待ち受けるのは……?
優蘭は藍珠を信じ、唯一の手がかりである指輪の紋章について調べるため、紋章学に詳しい皓月の友人を訪ねて一路、珠麻王国へ。ところがそこは、優蘭を遥かに凌ぐ大商人たちが牛耳る国で!?
緊張状態の大国の裏で蠢く策動。寵臣夫婦を待ち受けるのは……?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 704円(本体640円+税)
- ISBN: 9784040748061
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みんなのレビュー
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よっち2023/08/0931黎暉大国の冬の朝。宮廷に呼び出された優蘭たち寵臣夫婦が緊張状態にある黎暉大国と杏津帝国に関する情報の信憑性を精査するよう命じられる第八弾。杏津帝国皇弟の娘・魅音の亡命希望と、後宮妃の藍珠からもたらされた同皇弟の愛妾・神美が両国を滅ぼそうという計画。優蘭は藍珠を信じて、唯一の手がかり指輪の紋章について調べるため、紋章学に詳しい皓月の友人を訪ねた珠麻王国。そこで大商人の影響力を感じたり、皓月は杏津帝国に直接使節として赴いたりと今後に向けた布石の展開でしたけど、大きな陰謀と秘密をどう上手く収めるのか続刊に期待。
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かなで2023/09/0221ネタバレあり公女の亡命から、戦争の引き金になりそうな話から今巻。今回は様々な国と、それに伴って友好の証として言葉も、そして名前も変えてしまうのが少し分かりづらいかも。皓月の女装も久しぶりに見たなあ。ただ、世慣れない落ちぶれ令嬢を装った皓月が、旅一座から勧誘されて情報を抜き取ったあげく、同じ顔の麗月が同じ街にやって来て踊ったりしてるのは良いのか?と思った。気づかないもん…?あと、皓月が軟禁状態なまま次巻だけど、きっと色々なことを使って戦争回避するんだろうなって安心して読めるのは確か。
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よっしー2025/01/0619急に話の展開がガラッと変わった気がします。後宮を飛び出して、他国との外交問題になったからかな。正直、後宮は国内のゴタゴタはあれど、他国が絡むというイメージはなかったので、違和感なのかもしれませんが…。とりあえず、面倒な事に巻き込まれた感じの皓月達が、どうピンチを乗り越えるのか気になって仕方がないです!!
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霖 - rin -2023/08/2413え?次ラスト?ホントに???それにしてもまた!気になる!ところで!とまりましたね!!!内容は相変わらず国やら癖強人間たちに振り回される2人。その中でふわふわ わたあめみたいな甘さが転がってるのが癒し。何より麗月もちゃんと出てきてくれて嬉しい。さぁて、次巻はいつかな〜どうなるかな〜。無事2人のふわふわが見れるよう祈ってます!
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粋2024/09/0411大好きなシリーズ。今回はまず表紙に違和感を感じましたが、そういうことだったのね。話は前回に引き続きお国問題で、最後はやっぱりそうなっちゃいますよねぇ~。続きが気になります。優蘭が皓月と共に珠麻王国へ行って、皓月の補佐するところ好きだな。そして、皓月が優蘭好きすぎるところも(笑)あと、この優蘭不在というのも後にきいてくるんだろうな。それにしても、次巻で本編完結か。でも「本編は」となっていたので期待してもいいのだろうか。
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