魔法遣いは魔王の蜜愛に篭絡される
発売日 ：
2023/06/01
終焉が近づく魔王×年上の魔法遣い
代々の魔王を見守る立場にある魔法遣いのヤシャだが、新魔王のアスラは就任早々にヤシャを口説き、唇を奪ってくる厄介な男だった。傲慢な告白を袖にあしらうも余計に気に入られ、その後も求愛を受け続けることに。徐々に絆されていく自身の心に素直になれずにいたが、ヤシャの元に持ち込まれた事件をきっかけに、アスラの体を『浄化』しきれない魔が侵食していることを知る。彼の終焉を意味する事態にヤシャの心は魔法遣いとしての立場を忘れるほどに掻き乱されていて…！？
- レーベル： 角川ルビー文庫
- 定価： 770円（本体700円＋税）
- ISBN： 9784041136423
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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きょん2023/06/2512魔王×代々の魔王を見守る魔法遣い。魔王が魔を受け止めきれなくなると消滅して次の魔王が発生するという設定のうえ、人間が利益の為に魔物に手を出し返り討ちに遭って魔法遣いに助けを求めてくる行動が多いため、すっかり魔王サイドで読んでしまった。でもこういう優しい魔王の方が短命になってしまうのが皮肉な所。
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nono2024/03/1711ネタバレありBL。新しく魔王となったアスラと、魔と人を繋ぐ立場の魔法遣いのヤシャのお話は、BLには珍しく終わりを見つめる愛のお話。ヤシャを気に入り愛を囁くアスラ、そんな彼を気にかけながらも冷たい態度のヤシャ、温度差のある彼等が選んだ道は共に在る為の哀しくも幸せな過ごし方。溢れる愛を捧ぐアスラとツン多めなヤシャの物語は、凝った世界観の雰囲気が素敵でしたので悲劇回避のスピンオフ希望wしつつほろりと読了。
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アッちゃん2023/08/2211ネタバレあり作家さん買い。好きなお話〜。最初から、甘々に口説く魔王アスラ40歳に、人間と魔族の中立で、冷静でいなければならない立場の為に素直になれないツンな魔法遣いヤシャ300歳が如何にハピエンになっていくかというお話。魔を吸収して浄化…って辺りでＨか思ったら違ったw魔を吸収して浄化出来なくなったら霧になって消えてしまう魔王の運命。３代前から魔法遣いとして仕えているのに、アスラだけは消えてしまうのは嫌だと、運命を共にする事を決意したツンデレヤシャに♡ヤシャの眷属のジズもいい味だった。
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お昼寝2024/01/213ネタバレありうーん…。設定が独特で読むのに時間がかかった。萌えるポイントはどこだったのか…。魔王と魔法遣いがお互いのどこを好きになったのが掴みづらかった。魔王はヤシャが魔眼に魅入られなかったからだけではないよね。魔王は魔王らしくなく魅力的な人だったけどこのエピソードで好きになったとかがよくわからなかった。致してしまうと寿命に影響しちゃうのに驚いた。魔王が早く消えちゃいそうなのに何の救済もなく悲しい感じがした
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お昼寝2025/01/102ネタバレあり再読。この世界の魔法遣いの役割ってなんだったんだろう。人間にも魔物にも肩入れせずに公平に2つの種族をつなぐってことかな。そのわりにはアスラが積極的に動いてリヴァイアサンとのゴタゴタも解決しちゃうからヤシャの活躍がなくてヤシャのいいところがわからなくなっちゃってる気がする。アスラのほうは魅力的にみえる。次期魔王が生まれたらヤシャたちがいなくなっちゃうのをマルトは知って悲しいだろうな
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