王様のプロポーズ 4 黄金の神子
発売日 :
2023/04/20
無色、初恋の少女――彩禍とついに邂逅!?
「スーに会いたかったんだよね……? ――おとうさん――」
はぐれ魔術師から偶然助けた少女――スーリヤ。彼女はアンヴィエット・スヴァルナーのことを父と呼び、甘えてきて!?
アンヴィエットは娘の存在を否定するも、隠し子発覚のニュースが駆け巡り!
〈庭園〉が騒がしくなる中、玖珂無色の前に融合したはずの彩禍が黒衣がいるにも関わらず現れ――。
「君はどちらにプロポーズするつもりなのかと思ってね?」
「俺は……どちらの彩禍さんも、等しく愛してみせますっ!」
初恋の少女との再会。プロポーズの約束を果たすため、〈庭園〉内で繰り返し発生する不可解な事件を解決せよ!
はぐれ魔術師から偶然助けた少女――スーリヤ。彼女はアンヴィエット・スヴァルナーのことを父と呼び、甘えてきて!?
アンヴィエットは娘の存在を否定するも、隠し子発覚のニュースが駆け巡り!
〈庭園〉が騒がしくなる中、玖珂無色の前に融合したはずの彩禍が黒衣がいるにも関わらず現れ――。
「君はどちらにプロポーズするつもりなのかと思ってね?」
「俺は……どちらの彩禍さんも、等しく愛してみせますっ!」
初恋の少女との再会。プロポーズの約束を果たすため、〈庭園〉内で繰り返し発生する不可解な事件を解決せよ!
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 770円(本体700円+税)
- ISBN: 9784040748801
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ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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よっち2023/04/2039はぐれ魔術師から偶然助けた少女スーリヤ。突然父と呼び、甘えてくる彼女の存在をアンヴィエット・スヴァルナーは否定するものの、隠し子発覚のニュースが駆け巡る第四弾。庭園が騒がしくなる中、黒衣がいるにも関わらず無色と融合したはずの彩禍が現れ、大真面目にプロポーズの約束を果たすために不可解な事件を解決しようとする無色。明らかになる彩禍とアンヴィエットの過去の因縁、事情を知った瑠璃は二人が大好き過ぎて、彩禍のためならどんな困難も乗り越える無色の頑張りがありましたが、事態に決着をつけた彩禍の優しさが効いていましたね。
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わたー2023/10/1020★★★★★今回メインとなるのは庭園の騎士アンヴィエット。彼の娘を自称する少女スーリヤと出会ったことから、彼と彩禍さんとの過去の因縁が紐解かれる4巻。面白かった。自分の娘ではないと拒み続けるものの、生来のお節介焼きのせいで決して見捨てはしないところがやっぱり彼の良いところだなあと。そんな彼の過去話はかなりキツいものがあったのだが、そこから完全無欠のハッピーエンドに導いてしまうのが、いつものことながら最高だなと。
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ひぬ2024/10/1719ネタバレあり【読み放題】偶然助けた少女・スーリャから何故か「おとうさん」と呼ばれるアンヴィエット。無色と彩禍も何故か分離してしまうというハプニングの中、アンヴィエットの過去が明らかになり…前の巻から間が空いての読了でしたが、難なく読了。キャラ付けが濃ゆいんですw今回はアンヴィエットが主役の回。確かに無色を差し置いて普通に彼が表紙飾っていててもおかしくないレベルです。彼女と再会できたのは良かったですが、それでもスーのこともあって少しほろ苦い後味でした。無色と瑠璃の魔女様カードゲームはくだらなさすぎて爆笑ものです。
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のれん2023/04/2218ネタバレありアンヴィエットの過去がしっとりすぎてて良い。 こんな耽美な王様じゃ世界滅ぼしてでも惚れるしかないわなぁ! 結末はドラクエⅣを思わせる。自身の幸せよりも仲間だった敵だった者たちの愛を優先する。それが出来るから主人公は世界のヒロインに恋が出来るのだ。 やはり作風として明るい展開が多いのだが、見え隠れしていた大人側の事情がフォーカスした今回は別の面白さが出てきたように思う。なんとなく悲恋になってもおかしくないと思うのは悲観しすぎだろうか……?
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真白優樹2023/04/2113アンヴィエットを父と呼ぶ謎の少女、スーリヤを保護する中、彩禍が突然無色から分離する今巻。―――願いを叶えるその力、今叶えるのは残された願い。 彩禍が復活したり瑠璃が物凄くデレたり、予想外の事態に振り回される中でアンヴィエットの過去に触れていく巻であり、男同士の譲れぬ感情が激突し合う熱さがある中に、相変わらずの面白さがある巻である。少しずつ世界の秘密も明かされていく中、少しずつ強くなっていく無色。果たして彼の進む先、其処に待っている展開とは。次なる災厄はどんなものか。 次巻も須らく期待であるべし。
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