寵愛の花は後宮で甘く香る

発売日 : 2024/03/01
不屈の王×香りで本性を見抜く異能の青年。陰謀渦巻く後宮に咲く真実の恋!
「人の本性を香りで嗅ぎ分ける能力」を持つ思羽は、幼い頃、冷遇されていた王子・銀耀を推挙したことで不興を買い、迫害されてきた。しかし数年後、王位の転覆により銀耀が即位して立場は一転。思羽を虐げてきた養父の家に思羽を迎えに来た銀耀は、異能を持つ『香嬪』として後宮の一画を与え、妃のような待遇をしてくれる。「思羽のおかげで使命に目覚めたのだ」と熱い瞳で言い募られ、偽りのない銀耀の真摯な想いに思羽の気持ちは揺れ動くが、後継を巡る陰謀に巻き込まれ…!?

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

角川ルビー文庫の新刊

  • 異世界で鬼の奴隷として可愛がられる生活 3
    異世界で鬼の奴隷として可愛がられる生活 3
    絶倫の鬼人侯爵×死にかけ奴隷の、愛を知らない二人の究極の純愛!
    サイ (著者) / 高山しのぶ (イラスト)
    発売日: 2025/09/01
    角川ルビー文庫
    試し読みする
  • きみを失った夏が嫌い
    きみを失った夏が嫌い
    ごとうしのぶの珠玉の名作『シンプル・カオス』が完全版として登場!
    ごとうしのぶ (著者) / 杏 (イラスト)
    発売日: 2025/09/01
    角川ルビー文庫
    試し読みする
  • 背中を預けるには外伝 この恋の涯てには 2
    背中を預けるには外伝 この恋の涯てには 2
    「背中を預けるには」シリーズ外伝『この恋の涯てには』の続編が登場!
    小綱 実波 (著者) / 一夜人見 (イラスト)
    発売日: 2025/09/01
    角川ルビー文庫
    試し読みする
  • いらないカラスは金狼王子と家族になりたい
    いらないカラスは金狼王子と家族になりたい
    心優しき不良狼王子×弟思いの負けカラス+ちびカラス。ほんわか溺愛BL!
    市川紗弓 (著者) / 鈴倉温 (イラスト)
    発売日: 2025/08/29
    角川ルビー文庫
    試し読みする
  • 孤独な小鳥は獅子の庭で愛を知る
    孤独な小鳥は獅子の庭で愛を知る
    虐げられた孤独な青年が見つけた、騎士と獅子の優しい愛に満たされた庭。
    明日崎 真白 (著者) / サマミヤアカザ (イラスト)
    発売日: 2025/08/29
    角川ルビー文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • honoka
    2024/03/21
    ネタバレあり
    まず能力者の受けの名前が好き「思羽(しう)」。真っ直ぐな性格と上品な口調も。最近のラノベの軽い口調や仕草、服装などに違和(階級制度のある世界観を壊される)感があったので、みずかねさんの美麗絵とともにとてもすんなり楽しめた。思羽の能力が「香り」というのは、最近ハマった作品とダブり苦笑。
  • アッちゃん
    2024/07/16
    ネタバレあり
    読香の力を持つ思羽は、弟王子を未来の聖君と馬鹿正直に言った為に、養い親に酷い扱いを受けていたところ、大人になり王になった弟王子が迎えに来て…という中華の後宮もの。なかなか頑固で頭の固い受け、他人は匂いで分かっても自分の事は分からないんでしょうw大胆な愛の告白にしか聞こえん「私は王様のものです」に(笑)攻めは迎えに行ったくらいなので初めから溺愛で、嫉妬深く独占欲が強いようだけど、17年前に後宮であった冰貴人の不貞の捏造事件がメインで影が薄いのが残念。もっとメラメラしててほしかったな。
  • nono
    2025/06/13
    ネタバレあり
    BL。人の本性を香りで認識出来る力を持つ思羽が、10年ぶりに国王・銀耀と再会した事から始まるお話は、類まれなる才能故に疎んじられてきた思羽と、彼の力で新たな道を歩いてきた銀耀の再会愛。至高の存在である銀耀の溺愛と、その愛を素直に受け入れられない思羽のもどかしい恋模様の傍らで、過去の陰謀を覆す展開が面白いものの、香りを証拠とするにはちょっと弱い気も。家族となった彼等が幸せそうで何よりwさらりと楽しく読了。
  • もきゅ子
    2024/12/14
    ネタバレあり
    匂いで相手の本性や嘘偽りを見抜くことができる受けと、受けに聖王の器だと予言された王子の攻め。受けは能力をいいように利用されたり冷遇されたりと多難な人生を送っていて、そこに昔匂いで本性を判定した攻めが王様となって受けを迎えに来る王道シンデレラストーリー。昔、能力のせいで苦労するだろうと心配した母親に『ひとりでも生きられるよう強くなれ』と言われてその通りに生きてきた受けが、でも自分一人の力だけじゃなくてまわりが自分を生かしてくれていたと気付くシーンが印象的だった。
  • きょん
    2024/04/29
    愚王である兄を倒した弟×香りで本性が分かる異能もち青年。幼い頃に兄弟皇子と対面し、問題児だとされていた弟王子の高潔な本性を見抜いたことで弟王である攻めが救われるエピソードが良かった。