悪い男に愛されて
発売日 :
2004/09/01
―――淫乱、だな…。
実の兄に欲望を抱いたことさえある自分の性癖を、認めきれずにいる津久見円。ある時、会社の敏腕顧問弁護士・佐伯恭祐から、ゲイの集まるパーティの存在を聞く。意を決してそこを訪れるも、見ず知らずの男に薬を盛られ、疼く体に快楽を与えられてしまう。相手さえ認識できない状態だったとはいえ、兄の名を呼びながら快感を貪ったことに罪悪感を抱く円。しかも、自分を抱いたのは…!? これは、すべて仕組まれていた恋の罠。逃げることは許されない――シークレット・ラブロマンス! ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 545円(本体495円+税)
- ISBN: 9784044505011
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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なみ2021/06/029電子☆ネタばらしされてみるとなんて不器用な…という攻だったのだけれど、いや、もうちょっとちゃんと言い訳というか向き合いなよと思ったり。そんなある意味ポンコツな攻嫌いじゃないですけど。気になったのは、受の兄かな…
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さくらまる2018/02/064ネタバレあり★2.5 シリーズ1。23歳の時に16歳に一目ぼれ。その時に他人から借りた眼鏡姿を褒められて以来眼鏡を常時着用するようになったとか純で一途といえばそうなんだろうけれど何かモヤモヤします。その後仕事上で再会して二目ぼれして、あれこれモーションかけてみたけれど全く通じず一計を案じたということなのかな。しかしバーの出来事もどこまでが策なのか今ひとつ分からない。薬を使って…ということはバーでの揉め事も芝居だったということ? 攻目線が無くて分かり辛い。兄も何がしたいのか良く分からんし、色々消化不良。さらっと読了。
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夜道2012/05/141このシリーズはタイトルに偽りありのことがある(笑)BLの世界ならば、そんなに悪い人ではないと思う(でもそんなの基準にするほうが悪いわ(笑))3、2
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新人@さぁーこ2012/02/081タイトル通り「悪い男」なら良かったけど、そこまではなかったかな。「わからない男」といった感じかな。最後の方で、受けを自分のものにする為に色々画策したらしき事が書いてあったけど、よくわからなかったし、それだけ執着してるなら、あんなにあっさり突き放さず自分から追いかけてきて欲しかった。これは、片方の視点からしか描かれてないが故の分かりにくさから来てるな。お兄ちゃんの行動もイマイチよくわからず。。
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小野坂アザゼルまゆみ2010/07/231ルビー文庫らしいこってこてさがよかったんだけども、何かもやもやするというか……主人公が恋心を抱き完璧すぎるが故のコンプレックスの元になった実兄がどうにもこうにも魅力的に思えなかった。何であんな酷い仕打ちをした攻めを好きになったのかもいまいちわからんし、あんだけ嫌だって言ってたのに、最初から貴方が好きでしたとか、ちょっとついていけなかったかな。
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