竜と華 弱虫姫に氷剣の忠誠

発売日 : 2023/02/15
臆病で半人前の“妖精姫”と氷の騎士が綴る伝説の物語
 竜に守られた国、シュティアーツ王国。栄えある聖竜騎士団の総団長に就任したのは、従軍経験のない十七歳のエレノア姫だった。
通称「妖精姫」。人形めいた容姿で変わり者と揶揄される11番目の王女だ。王国の歴史上初の初ドラゴンのパートナーを持たない総団長に、団員たちは反発した。
 けれど針のむしろのエレノアに、「氷剣」と呼ばれる副団長のアドルファスは忠誠を誓う。エレノアにも総団長にならなければならない理由があって――
「ありのままのあなたのお側にいたい」臆病な姫将軍の伝説が、ここから始まる!
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 748円(本体680円+税)
  • ISBN: 9784040748757

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みんなのレビュー

  • ラナンキュラス
    2023/02/15
    ネタバレあり
    表紙イラスト買い。面白かったです。竜好きな方にオススメかも。変わり者で「妖精姫」と揶揄されている王女ヒロイン。聖竜騎士団総団長に就任するが従軍経験がなく相棒となる竜もいなかったので団員達から反発されて。素のヒロインは臆病者でいつもオドオドしがちなのだが、実はある目的の為に能力と影の努力と実力を隠しているのが面白い。そしてそれをずっと前から見ていた氷剣と言われる騎士が忠誠を誓ってくるのだけど、無表情のまま忠誠と共に愛というか執着を見せがちなのが楽しい。ヒロインの相棒ドラゴンにまで嫉妬しちゃダメだよ(笑)→
  • よっち
    2023/02/14
    従軍経験もなく相棒の竜もいないまま、聖竜騎士団の総団長に就任した王女エレノア。臆病で半人前の妖精姫と氷の騎士が綴るファンタジー。頼りなげな11番目の王女と、彼女に忠誠を誓う副団長「氷剣」アドルファス、そして曲者揃いの調査隊の仲間たち。反発されながらも密かに努力を続けてきた彼女が、国内の不穏な状況を知り仲間たちと奔走する展開で、ずっと追っていた事件が今回の事態と繋がって、自ら過去に決着を付けて信頼を勝ち取ったエレノアは見事でしたけど、彼女に寄り添うアドルファスの重い献身ぶりがじわじわと効いていました(苦笑)
  • わたー
    2023/02/16
    ★★★★★前作、死の森の魔女の評判が良かったので読了。ヒトならざるモノたちと交流できることから、王族でありながら疎まれ軽んじられてきた主人公が、従軍経験なしに誉ある聖竜騎士団の総団長に指名されることから始まるファンタジー作品。その境遇から自己評価が誰よりも低く、生きにくそうにしている少女というだけでも大好物だというのに、彼女に何故か絶対の忠誠を誓うクールで将来有望な騎士という好きな要素を上乗せされて、もはや感謝しかない。この二人が正に割れ鍋に綴じ蓋といった感じで、たとえ彼女がどんな変装をしていても
  • しぇん
    2023/02/17
    妖精が見える事から不遇の扱いを受けていた王女が竜騎士団の総長になるところから始まる話。色んな目的を持って動いてるのわかりますが、ちょっとウジウジしすぎかなと。溺愛してきてる騎士もなんか理由が納得できるようなできない様な。ここまでベタボレになるものなのかなと
  • ひぬ
    2024/10/12
    ネタバレあり
    【電子】聖竜騎士団の総団長に任命された「妖精姫」エレノア。従軍の経験もなく、団員達に反発される中、エレノアは極秘の任務に乗り出し…面白かったところはあったものの、ちょっと消化不良。自信がないエレノアが変装することによってキャラ変しているのは良かったです。そしてそれを過保護なアドルファスに毎回見破られているのには笑えました。エレノアの能力も謎に加え、物語はまだ続く余地はあると感じましたが、果たして続刊はあるんですかね。