紅霞後宮物語第零幕 6 追憶の祝歌

発売日 : 2023/02/15
文林、即位。そして、ふたりの道は分かれたはずだった――
 将軍となった小玉は、初日から書類仕事に忙殺されていた。信頼できる部下に恵まれ、女性初の将軍となり、しみじみ思うのは「嫁き遅れた」ということ。
 そんな折、小玉と文林、ふたりとも結婚適齢期を過ぎて相手がいなかったら結婚しようか、という話になる。「きっと楽しいわよ」と笑い合ったその時は、文林が皇帝になるなどと、誰も思っていなかった。
 世継ぎとして発表された文林の名前を見て、小玉は驚くが……
「紅霞後宮物語」秘められた前日譚のすべてが、ついに明かされる!
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040748740

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みんなのレビュー

  • あっか
    2023/02/16
    新刊。本編に続き外伝も幕を閉じ、これで本当にシリーズ完結。最後まで読めてスッキリ!本当に本編1巻の前日譚なので、ここまで読むとまた一巡読み直したくなる。笑 大きな展開はなく小玉将軍職就任と文林即位(&約3年の間に文林に子が生まれたりなど)が主題。…が、何より明慧と樹華の結婚裏話が衝撃!も〜〜〜明慧って何でそんなに愛の人なの!?思い出し泣きしてしまう…最後は清喜にめっちゃ笑わせてもらって締め。「こうしちゃいられん!」をこの先何回も思い出して笑えそうwどこに何をしに行ったかはここまで読んだ読者なら知っている笑
  • よっしー
    2024/05/07
    番外編シリーズがやっと本編に追いつきました。今の本編がしんどすぎた上に結末がモヤモヤだったからこそ、息抜きにもなる反面、このまま二人が現状維持であれば明るい未来が待っているのではないかなとついつい考えてしまいます。若いからこそ、怖いもの知らず…では無いのですが、勢いがあって良いですね。無謀とは少し違いますが、読んでいてもどうなるのかとワクワクしました。残すは中幕、いつのお話なのでしょうか。
  • もと
    2024/07/02
    ネタバレあり
    96 ★★☆☆☆ あれっ?先帝の棣と文林は気が合う同志だと思っていたのに先帝は文林の不幸を願うほど嫌っていたとは知らなかったわ。小玉が結婚の件で自分を探していると思った文林に「人の心が分からない以前の問題よ。正直気持ち悪い」って言うんだけど、なんで気持ち悪いのかな?文林の行動は至極真っ当だと思うんだけど、小玉の気持ちが分からない私は人の心が分からないってことよね。文林と月枝の関係、明慧が樹華と結婚した理由、清喜が宦官になった経緯と細かいことが描かれていて上手く本編に繋がっていくのが良かったですな。
  • はなりん
    2023/04/30
    第零幕完結。本編の始まりに繋がった。文林が軍を退役して、皇帝になり小玉に後宮入りを命じるまで。文林と謝月枝の関係性がよくわかって良かった。明慧の結婚にまつわるお話も、明慧の想いも、そして本編でのこの夫婦の小玉との関わりと最期が思い起こされ、なんかしんみりしました。
  • 真子
    2024/08/17
    ネタバレあり
    後宮に入る直前までのお話。あー、面白かった。この作家さんの書き方好き。小玉が面白いんだろうけど、楽しんで書いてるよね。また読み返そうかなぁ。本編も、零編も終わってしまった。もっともっと読んでいたかった。中幕ではその後も書いてくれているのかな?零編読んでから本編読んだら、また違った読み方ができそう。いつか全部再読したい。