泡沫に神は微睡む 追放された少年は火神の剣をとる 1
発売日 :
2023/02/10
追放された少年の巨大すぎる霊力と剣が目覚めたら――
精霊の力でこの国を牛耳る貴族、八家のひとつに生まれた晶。だが、晶にはなぜか精霊が宿っていなかった――。
生家を追放された晶は、別の州へと出奔し、化生退治の部隊に所属する。強力な呪符が作れ、瘴気を跳ね返すなど、徐徐に明らかになる特異体質は、呪符使いの組合や有力貴族の女子剣士の度肝を抜いていく。さらに昇格のため渋々受けた儀式で、晶を”本当に加護しているモノ”が覚醒。だが同時に、都を呑み込む巨大な怪異が目覚めようとしていた……!
生家を追放された晶は、別の州へと出奔し、化生退治の部隊に所属する。強力な呪符が作れ、瘴気を跳ね返すなど、徐徐に明らかになる特異体質は、呪符使いの組合や有力貴族の女子剣士の度肝を抜いていく。さらに昇格のため渋々受けた儀式で、晶を”本当に加護しているモノ”が覚醒。だが同時に、都を呑み込む巨大な怪異が目覚めようとしていた……!
- レーベル: カドカワBOOKS
- 定価: 1430円(本体1300円+税)
- ISBN: 9784040748535
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みんなのレビュー
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Liuche2024/02/1534ネタバレあり【KU】序盤がめちゃくちゃ鬱展開。主人公の絶望が美味しい作品かな。読めば読むほど生家のやらかしが取り返しのつかない愚行で、どんでん返しが期待できる。選ばれないバケモノと言われていた主人公が、実は選ばれる必要の無いくらい完成された器で奇跡と分かってきて。まじで生家の独断がひどい分ざまあが楽しみ。そして主人公はちゃんと強いし優秀。
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わたー2023/03/2920★★★★☆明治時代っぽい異世界を舞台にした和風ファンタジー×追放モノ。生まれると同時に精霊による加護が与えられ、その精霊の位階によって能力に絶対的な差がある世界で、精霊の加護を得られなかったことで最底辺の扱いを受けてきた主人公。家族の中で唯一、自分を庇護してくれた祖母が亡くなったことをきっかけに生家を追放された彼が、新天地でその資質を見出されるという物語。序盤は語り口にとっつきにくさを感じたものの、慣れ始めた中盤以降、とある儀式が行われるところから面白くなり始めた。
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ひぬ2024/10/1619ネタバレあり【読み放題】精霊の力で優位を保っている貴族の八家に生まれるも、精霊が宿らず、生家を追放された少年・晶。別の州へと向かった彼は「防人」になるべく鍛錬をしながら呪符を作ったりして生計を立てますが、ようやく掴んだ氏子の儀式で彼の特異体質が明らかになり…和風ファンタジー。想定していた以上に硬派な文体でしたが、作品の雰囲気と上手く融合していました。やや難解なところはありますが、世界観も作りこまれていて引き込まれました。雨月との確執もどうなるか気になるところです。本編とは全く関係ないですが、タイトルがすごいおしゃれ。
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スプリント2025/01/1012世界観というか国割と貴族の構成を把握するのに時間がかかったが把握したあとはその重厚な世界観にどっぷりと浸れた。 主人公の今後の活躍がとても楽しみな作品。
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霧月2023/11/178読了!書店のお勧めコーナーにあって和風な感じだし読んだ人の感想も悪くないので気になって購入。実は物凄く貴重な力を持っている華族の主人公が、その情報を知らない親に追放されて始まる物語。一巻は主人公が力に目覚めるとこまでの序章という感じ。期待通り好みだったので二巻もすぐ読みたい!
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