死神の助手はじめました。
発売日 :
2023/01/25
生者に終わりがあるように、死者にも始まりがある
交通事故で意識が戻らないままの彼氏、リュウスケを毎日、見舞いに訪れているシオリの前に、ある日死神が現れる。彼を連れ去ろうとする死神を、シオリは何とかして阻止しようとする。
「この世に留まり怨霊になろうとしている魂を救う手助けをすれば、リュウスケの魂を修復してやる」
死神からの交換条件を受け入れ、シオリはさまざまな事情を抱えた魂と向き合い、成仏させていく。しかしそこにはシオリと彼らを繋げるある真実が隠されていて――。
「この世に留まり怨霊になろうとしている魂を救う手助けをすれば、リュウスケの魂を修復してやる」
死神からの交換条件を受け入れ、シオリはさまざまな事情を抱えた魂と向き合い、成仏させていく。しかしそこにはシオリと彼らを繋げるある真実が隠されていて――。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 693円(本体630円+税)
- ISBN: 9784049148886
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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アマノサカホコ2023/04/2312ネタバレあり東大阪市図書館。大鎌を振り下ろそうとする黒っぽいものから彼氏を守ったら、死神の仕事を手伝う事になりました。彼氏が事故で寝たきりで起きている時間も数時間と短いのに、数時間でも会えてよかったと、とにかく主人公のヒロインが前向き。幽霊となった見ず知らずの他人の話を聞いてあげて、痛みに共感して感情的になれる所が眩しい主人公。会話文が多く情緒に欠けるため途中挫折しそうになったが、最後が面白かったので諦めず最後まで読んでよかった★★★
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尚侍2023/02/026面白かった。良くも悪くもメディアワークス文庫のフォーマットにのっとった作品で、オチまで含めてきっちりと仕上げてきているあたりに作者の力量を感じました。個人的にはもう少し拈りがあってもよかったかなという気はありますが、このレーベルでこの展開だからこそのわかりやすさをシンプルに描き出すのは言うほど楽ではないので、そういう意味でこういうオーソドックスな作品は評価したいですね。
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色素薄い系2023/07/115なかなか面白かったです。シオリのあの性格でそんな事ある?(後半の話)と思っていたのでちゃんと答えらしきものが提示されて良かった。でも元凶は別にいるみたいな感じだったのでもし続きが出るなら読みたいです。ページ数もないのですぐに読めると思います。
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栗山いなり2023/02/254ひょんなことから死神の助手になった少女・シオリが様々な死者達の魂を救済していく物語。ひょっとしたら予想は出来たかもしれんけど今んとこ今年一番びっくりした小説だった。何があったのかはネタバレになっちゃうんでぜひ読んで確かめてもらいたいです
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らっこ2024/06/211彼氏を助けるため死神のお手伝いをすることになる女子高生のお話。様々な幽霊に会って悩みを聞き解決していく展開ですが、主人公の底抜けの明るさに助けられてすいすい読めます。キャラ同士の掛け合いのお約束含め想定通りの面白さで油断しており、6章で不意打ちにあいましたよ。主人公のポジティブ具合やタイトルの軽さに反した表紙にも納得です。
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