平安後宮占菓抄 恋より甘いものが欲しい占い師、求婚される

発売日 : 2023/01/14
運命の再会に誘われ、実瑚の占いとお菓子作りが宮廷に新たな息吹を起こす!
 幼い日。婚約の儀に縮こまっていた実瑚の記憶に残るのは、緊張をほぐす甘いお菓子と、差し出された親王様のふくよかな御手。月日は流れ、実瑚はお菓子作りが好きな、やんちゃな姫となっていた。
 苦手な占いの勉強をした、ある日の帰り道。実瑚は通りすがりのお屋敷に橘の実を見つける。そこへ現れたのは見目麗しい青年“橘の君”。どこか懐かしい彼に橘の実を使った甘味を振る舞うと、宮中に住むという彼の父にも食べさせてほしいと請われて……?
 運命の再会に誘われ、実瑚の占いとお菓子作りが宮廷の闇を暴く!
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 704円(本体640円+税)
  • ISBN: 9784040748085

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みんなのレビュー

  • 坂城 弥生
    2023/02/17
    思ったよりライトな感じの物語でした。
  • かなで
    ネタバレあり
    最初の10ページで現代語に断念し、それでも読み続けていたけれど、武家の娘で成り上がりの娘が、弘徽殿の女御に除されているのがもう徹底的に読む気力を奪った。参考文献が列挙されていたけれど、文献が間違えているのか、それともふわっと平安だから良いと思ったのか……。それならば平安ってつけないでほしかったと思うほど…。 平安好きさんが同じ気持ちにならないように登録だけしておきます。
  • 2025/01/22
    平安好きなので読んでみたが、あんまり平安を感じなかったな。変にカタカナとか出てくるから余計かな。それに、どのキャラにも好感がもてず…。占いも微妙で、恋愛も甘いらしいが、お薬の方が甘かった(笑)
  • さいか
    2023/03/15
    ネタバレあり
    テーマは悪くないと思うけど文体にどうにも馴染めずめちゃくちゃ読みづらかった。平安時代をモチーフにしてる割にやたらと現代語を多用してるので世界観に入り込めない。主人公が基本的に態度でかいのもあまり好感が持てなくて感情移入できず、穂積が実瑚を好きな気持ちに共感するのが難しかった。占いが上達してるような流れだったのに最後に上手く占えなかったのもよく分からなかった。逆に先行き不安では?
  • あさい
    2025/04/01
    平安みは薄く、和風年代不明ファンタジーっぽい雰囲気のする少女小説。昔婚約した相手から貰った甘味で甘味にドハマリして自分で甘味作りをするようになった占い師の主人公と、そのときに「手がふくふくで美味しそう」的なことを言われて必死でダイエットして美青年になったヒーローが、宮中の騒動に巻き込まれるお話。割とこう、ヒロインの立場というか育ちは、いやいやそれはあまり親王の婚約者としてよろしくないのではとなる部分が多いものの、二人のやりとりや、野生児に近い実湖の口調や真っ直ぐさが想像よりツボって読んでいて面白かった。