Unnamed Memory-after the end- 2

発売日 : 2022/12/16
読者を熱狂の渦に巻き込んだ圧倒的ファンタジー、新章第二巻!
「永らくお待たせいたしました、王よ。貴方の魔女です」

 世界外から来た呪具を破壊するため、大陸中を旅するオスカーとティナーシャ。けれどその一方で、かつての祖国ファルサスには不穏な影が生まれつつあった。
 突如、隣国を侵略したファルサス国王ディスラルは、城都に来ていたティナーシャを見つけると、王家の直系魔法士たちを殺すよう命じる。それは宮廷を揺るがす凄惨な事件の幕開けで――。
 歴史の陰に葬られる逸脱者の戦いが、今語られる。
  • レーベル: 電撃の新文芸
  • 定価: 1485円(本体1350円+税)
  • ISBN: 9784049147551

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みんなのレビュー

  • よっち
    2022/12/15
    世界外から来た呪具を破壊するため大陸中を旅するオスカーとティナーシャ。けれどその一方で、かつての祖国ファルサスには不穏な影が生まれる新章第二弾。突如、隣国を侵略したファルサス国王ディスラルが城都に来ていたティナーシャに求めた過去の清算。ファルサスでの凄惨な事件に直面した自分たちがどうあるべきかという覚悟。そこから大切なものを取り戻すまでのオスカーが積み重ねた日々には正直気が遠くなりましたけど、何よりお互いに対する強い想いや、揺るぎない絆をひしひしと感じさせる二人の関係性の凄みが改めて浮き彫りになりました。
  • crownhermit
    2024/09/02
    少女のティナーシャが周りの物事をありのままに楽しんでいる様子を見て、私も嬉しい気持ちになった。記憶や育ちが変わっても彼女は変わらず努力家で慈悲深く、そしてオスカーに対してあっという間に恋に落ちるところからは、彼女の深い情の厚さが感じられる。
  • かなで
    2023/01/27
    ネタバレあり
    廃王ディスラルの補完話から始まり、ティナーシャとの別離から始まる今巻。同作者のBabelを読んでいると倍増する面白さと喪失感。ティナーシャがいなくなると途端に人間として駄目になるオスカーが、彼を失っていたティナーシャと重なり、夫婦は似るものだとしみじみ思わせる。その後、ようやくリースヒェンとして戻ってきたティナーシャとの東の大陸の旅話と繋がり、内容と情報は相変わらず多い。東の大陸は正直、人間が嫌いな神が主神だったから争いが耐えなかったのだろうと思うが、この旅話から5年後にはその神と同等に畏怖された国が(続
  • kitten
    2023/11/08
    図書館本。UM.後日談の2巻。相変わらず、人の心のない作者だなあ、と思いながら。この設定ならどこまででも話を描き続けられるなあ、と感心する。時代や舞台をコロコロ変えていけるから、前の話との繋がりもそんなに気にしなくていいし。BaBelとの繋がりもあるみたいだけど、細かいとこ覚えてないな。ティナーシャとオスカーの二人が、また新しい関係、恋愛をやり直すところが楽しい。冷静に考えれば、本編でもやったんだよね、恋愛のやり直し。評価、星3
  • ゆり
    2023/01/02
    ネタバレあり
    Web版既読。加筆たっぷりで読み応えがあってとても面白かったです。ディスラル事件の詳細は、母親からの負の遺産がやりきれなくてティナーシャの覚悟が胸に来る。クレステア怖すぎ……。ティナーシャを失ったオスカーの日常に感情が全くなくて辛い。リースヒェンとオスカーの関係も微笑ましかったけど覚醒した彼女の笑顔と強さにこみ上げてくるものが。東の大陸についての詳細な設定が面白い。お家を作り上げていくティナーシャ達が楽しそうで和みました。アナの不器用だけど真っ直ぐな頑張りが良かった。夫婦の幸せな日常をずっと読んでいたい。