チュートリアルが始まる前に ボスキャラ達を破滅させない為に俺ができる幾つかの事
発売日 :
2022/12/16
この世界のボスを“攻略”し、あらゆる理不尽を「攻略」せよ!
目が覚めると、男は大作RPG『精霊大戦ダンジョンマギア』の世界に転生していた。
しかし、転生したのは主人公でもなく、ましてやそのモブですらない。
能力は控えめ。性能はポンコツ。口癖はヒャッハー。
チュートリアルで必ず死ぬ運命にある、クソ雑魚底辺ボスに転生していた!
もちろん、自分はそう遠くない未来にデッドエンド。さらには、最愛の姉まで病で死ぬ運命にあることを知った男は──。
「姉さん。俺決めたよ。──この世界の理不尽なお約束なんて全部まとめてブッ潰してやる」
故に男は、持ち前の膨大なゲーム知識を活かし、正史(シナリオ)への反逆を決意する。
そうして、最強の裏ボス、ゲーム屈指のトラウマルートボス……この世界のボスたちを“攻略”していく彼は、やがて──!
『第7回カクヨムWeb小説コンテスト』異世界ファンタジー部門《大賞》受賞作!
ボスキャラ達が織りなす“もしも”の物語が、今始まる!
しかし、転生したのは主人公でもなく、ましてやそのモブですらない。
能力は控えめ。性能はポンコツ。口癖はヒャッハー。
チュートリアルで必ず死ぬ運命にある、クソ雑魚底辺ボスに転生していた!
もちろん、自分はそう遠くない未来にデッドエンド。さらには、最愛の姉まで病で死ぬ運命にあることを知った男は──。
「姉さん。俺決めたよ。──この世界の理不尽なお約束なんて全部まとめてブッ潰してやる」
故に男は、持ち前の膨大なゲーム知識を活かし、正史(シナリオ)への反逆を決意する。
そうして、最強の裏ボス、ゲーム屈指のトラウマルートボス……この世界のボスたちを“攻略”していく彼は、やがて──!
『第7回カクヨムWeb小説コンテスト』異世界ファンタジー部門《大賞》受賞作!
ボスキャラ達が織りなす“もしも”の物語が、今始まる!
- レーベル: 電撃の新文芸
- 定価: 1430円(本体1300円+税)
- ISBN: 9784049147544
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電撃の新文芸の新刊
みんなのレビュー
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こも 旧柏バカ一代2023/04/2216ゲームを心底楽しみ、生まれ変わったらゲーム世界に転生したいと思っていたら。チュートリアルで倒される予定の中ボスに転生した主人公の清水。最初は己の不遇に嘆いていたが、姉がゲームのヒロインの1人であり、しかも死ぬ運命だと知っている清水は姉を助けるために裏ボスの精霊を得るために自身の家で封印していたダンジョンに入り。精霊に全てを打ち明けて、姉の運命を変え、自身の運命も変えると吠える。そうして、精霊を自身の相棒として1年間ミッチリ修行をする清水は、不幸に遭う冒険者に憧れておりその辺の冒険者より強い遙を救う。
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しぇん2025/05/2614Kindle Unlimitedで。ゲームのチュートリアルの雑魚的に転生系。死ぬ運命の自分と姉を救うために奮闘するお話。主人公ヒロインとは物語変えたくないから関わらない方針で頑張ると。裏設定が結構ありそうだけど、中々の縛りプレイとか多めの難易度高めのゲームなんだなと。
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燃え尽きタコ2023/05/0312ネタバレあり2巻は書下ろしいっぱいらしいので、じゃあ書籍版も買うかぁと購入。 記憶にある限りアルと契約するまで以外は大幅な書下ろしは無かったけど、1章見たのはかなり前だったので懐かしい気持ちで読めたし、他二人と比べてアルのキャラデザが想像とかなり違って同じシーンなのに印象全然違ったので新鮮な気持ちで読めた。凶一郎と遥は想像通りのキャラデザでおおーってなった。 マジで遥さん好き。最後の二人の会話本当尊い。 Web版読んでても思ったけど章ごとに熱いシーンとラストのボロ泣き感動シーンがあって、そこへの説得力が章内に散りばめ
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八岐2023/08/1511ネタバレあり★★★☆ 凶一郎のイケメン主人公のパチもんのような、モブのヒャッハー系荒くれ者っぽいような微妙な造作が絶妙に良いですね。何だかんだと主人公になると顔が良くなってしまうのですが、見事な雑魚顔です! 苦労しそうな顔つきだけあって、簡単にチートとは行かずに自分が強くなる為にはそれこそ死ぬ寸前の努力が必要ということで、仲間にした裏ボス様に鞭で叩かれつつ筋肉は裏切らないとばかりにひたすら地道に頑張る姿は好感が持てました。一日96時間トレーニングとか笑うわ。あとヒロインの遥の強すぎ問題。いやどう考えてもこっちがチート
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尚侍2022/12/1810とっても面白かった。基本的にはタイトル通りの内容ですが、主人公の行動原理がしっかりしていることもあり、俺tueeeeがいい方向に作用しているのが実に良かったです。本来のルートで悪役であってもそこには理由があったはずだという考察からの主人公の動きは、こういう物事の見方もあるのかという点で新鮮でしたし、元の世界の知識を元に無双する場面がある一方、地道に自分のレベルを上げていく真摯な姿勢は読んでいて気持ちが良かったです。シリーズ化されるとは明記されていませんが、この展開であれば続きが読みたいですね。
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