月華の恋 乙女は孤高の月に愛される

発売日 : 2022/12/23
私に幸せを教えてくれたのは、美しい異国の方でした――。
士族令嬢の月乃は父の死後、義母と義妹に虐げられながら学園生活を送っていた。そんな彼女の心の拠り所は、学費を援助してくれる謎の支援者・ミスターKの存在。彼に毎月お礼の手紙を送ることが月乃にとって小さな幸せだった。
ある日、外出した月乃は異形のものに襲われ、窮地を麗容な異国の男性に救われる。ひとたびの出会いだと思っていたが、彼は月乃の学校に教師として再び現れた。密かに交流を重ね始めるふたり。しかし、突然ミスターKから支援停止の一報が届き――。

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

メディアワークス文庫の新刊

  • 犬を拾った、はずだった。2 わけありな二人の新婚事情
    犬を拾った、はずだった。2 わけありな二人の新婚事情
    犬に見えるのは私だけ? 新感覚溺愛ロマンス×ファンタジー、二人の“その後”を描いた第2巻!
    縞白 (著者)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする
  • 囮姫の契約婚 影斬り少尉と視る目の令嬢
    囮姫の契約婚 影斬り少尉と視る目の令嬢
    大切なのは囮として?それとも……契約婚から始まるシンデレラ浪漫!
    絵鳩 みのり (著者)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする
  • 境界のメロディ ドラマCD付き特装版 2(特装版)
    境界のメロディ ドラマCD付き特装版 2(特装版)
    かにたま×サムライアーがロンドンで大暴れ!? 夢のコラボドラマを収録!
    宮田俊哉 (著)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
  • 境界のメロディ 2
    境界のメロディ 2
    ロンドンで運命の出逢い――。 4人の化学反応が、世界を動かす。
    宮田 俊哉 (著者)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする
  • 公爵家の長女でした 2
    公爵家の長女でした 2
    家出した先で出会ったのは正体を隠す皇太子で――シンデレラロマンス第2巻
    鈴音 さや (著者)
    発売日: 2025/11/25
    メディアワークス文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • よっしー
    2023/08/11
    表紙絵が気になって手に取りました。よくあるシンデレラストーリーの様なあしながおじさん(内容はきちんと知らないのですが…)の様な感じのお話かなという印象を受けました。ただ、そこにファンタジックな要素を盛り込みつつも大正ロマンが入っていて、その世界観は素敵でした。純真で鈍感すぎる主人公もまた、良い味をしていて、読みながら突っ込みどころ満載でした。
  • かなで
    2023/03/16
    ネタバレあり
    明治大正期あたりの女学校がメイン。幼い頃に母を亡くし、父も亡くなって、継母と血の繋がらない妹にいじめられている月乃。学園にだけは通わせてもらっているのは、「ミスターK」と呼ばれる匿名の支援者がいるため。しかし、とある夜に彼女は運命の出会いをする。→足長おじさん的な話。ヒーローは典型的なツンデレのちに溺愛になる系。ただし、継母と血の繋がらない妹への制裁はあるものの、もやもやしてしまうかな。舞踏会に行く話もサラサラと流されてしまってもう少し説明が欲しかったかな。とにかく月乃父は継母となぜ結婚したのか分からない
  • ひぬ
    2023/06/09
    【電子】明治風な時代を背景に描かれるシンデレラストーリー。名前も知らぬ学費の支援者やお手紙のくだりなど、あしながおじさんを彷彿させました。雰囲気がとても好きな物語で、思った以上にファンタジー成分が多めでした。フリッツのドイツ語は糖分過多。
  • 海空
    2023/06/17
    ネタバレあり
    読友さんのレビューを見て読むのを決めたのですが、当たりでした✨明治大正あたりの和洋折衷なモダンで浪漫あふれる時代モノ大好きな上に、ファンタジーもミステリ風味なのも大好物♡女学生と異人講師の恋愛というのがまた良き(˶‎°ฅ°‎˶)先生の口説き文句と天然の月乃ちゃんにニヨニヨ(笑)いやでも、レビューで興味もってかれた『首筋ではなく口づけしながら唇からの吸血行為』だなんて破廉恥!と思ったものの…最高にお耽美で艶っぽくて良いシーンでした( ˶˘꒳˘˵ )濡れ場を読みたくないのでTL小説は避けてますが→
  • 色素薄い系
    2023/02/10
    面白かったです。あらすじさらーっとしか読んでなかったからここまでガッツリファンタジー要素が絡んでくるとは思っておらず良い意味で裏切られた。フリッツのからかい半分で慌てさせよう作戦が月乃の無知によりほとんど発動しないのがまた(笑)というか序盤塩対応気味だったのに手紙に添えたあの情熱的なお言葉は何なんです?ギャップ萌えですね、分かります。でも個人的には暁臣もいいキャラしてたから報われて欲しかった思いもある。