神さまの百貨店
発売日 :
2017/03/15
神様だってお客様! 想いを伝える品物を、百貨店がご用意します!
デパート・ガールの美苑は、ある期を境に眠れなくなり、売り場で神様の幻覚まで見る始末。下された辞令に左遷と思いきや、そこは幻覚ではなかった神様相手に、あれやこれやの御用を承る“特別”な外商部で……!?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 638円(本体580円+税)
- ISBN: 9784040722153
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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5 よういち2019/06/3098デパートの特別外商部を舞台にしたお仕事小説。お客様は神さまです。ということで、神さまと、あやかし者と、人間が絡んでのお話。全体的にはサラっと軽くという感じだ。神さまも、あやかしモノもやってることは異世界だけど、考え方は人間と一緒で俗っぽすぎる。もう少し威厳なり、不気味さがあるとあアクセントになるのになと感じた。人間のほうは、相手がこういう方々なのに一生懸命でしたね。◆神様にまつわるちょっとした豆知識が手に入る。
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スズ2017/11/1569横浜の老舗百貨店に勤めるデパートガール・服部美苑は、突如東京本店の特別外商部に異動を命じられる。だが、そこは妖怪や神様といった人ならざるお客様を接客する秘密の部署で…。お客様の元に商品をお持ちして気に入った商品を購入して貰う外商部の仕事や、百貨店の守り神タケハル様に高級菓子を買ってくれとたかられたり等、新しい職場に四苦八苦する美苑ですが、売上だけでなくお客様が本当に満足出来るように努力する美苑が良く、初デビューで5千万超の売上を達成する超有能ぶりに脱帽。普段は見る事のない百貨店の外商部の一面が見られました
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佐島楓2017/03/2767特別外商部という謎の部署に異動することとなった美苑。そこはなんと神様を相手に商売をする部署だった。テンポがポンポン速くて、読んでいてストレスがなく楽しめました。八百万の神々がおわす国ですから、こんなふうに買い物ができるデパートがあってもおかしくないかも? 切ない恋物語あり、お仕事小説的展開ありと、魅力ある物語でした。
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mr.lupin2019/10/3052ネタバレあり服部美苑は横浜の老舗百貨店に勤めるデパートガール。ある時辞令が下り銀座本店の"特別"外商部へ異動となった。そこは何と神様をお客様としてもてなす部署だった。ホンワカとした内容でサラリと読了できた。神様や妖怪が相手の商いと言うのも中々面白い発想だった。軽く読むにはちょうど良い一冊だった。アニメとかになると面白そう。☆☆☆★★
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hirune2023/06/2142【Kindle】謎の睡眠障害とこの世のものならぬ者を見えるようになって、神様相手の外商部に移動になったデパートガール服部美苑が自由気ままで掴みどころのない神様たちの注文に応えるべく奮闘する物語。デパートを守護する小さな神様、タケハル様が可愛らしかった😃美苑の不調の原因の蜃という大妖は愛らしい見てくれに反して我儘が過ぎるでしょ😓迷惑料貰いたいくらいだけど、まぁとりあえず丸く治まったからいいのかなぁ😅
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