暁花薬殿物語 第八巻
発売日 :
2022/12/13
後に歴史に記される、雷帝と妖后と、共に生きた人々の物語。堂々完結!
宮廷を騒がせた帝の子懐妊の真相は、千古の計らいで歴史の陰に伏せられ、月薙国は新たな年を迎えた。貴族ではなく、民のための国へ。帝と千古の手によって政治は変わりつつあり、目下、海賊との戦いに向けての準備中。それを手伝う謎多き男、秋光の正体に、千古の心は揺れていた。
帝はそんな千古の心を認め、待つ。秋光もまた、自身の千古への想いを行動に移す。やがて海賊討伐の船上で、三人は各々が行く道を定める時を迎えるのだった――。
時代は動く。後に歴史に記される、雷帝と妖后の物語の巻の末。
帝はそんな千古の心を認め、待つ。秋光もまた、自身の千古への想いを行動に移す。やがて海賊討伐の船上で、三人は各々が行く道を定める時を迎えるのだった――。
時代は動く。後に歴史に記される、雷帝と妖后の物語の巻の末。
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784040745701
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みんなのレビュー
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坂城 弥生2023/03/1436ネタバレあり帝は千古がかごの中で満足してくれる鳥じゃないことわかってるから解放するチャンスをくれたのかな。
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よっち2023/03/0829宮廷を騒がせた帝の子懐妊の真相。後に歴史に記される、雷帝と妖后と共に生きた人々の物語第八弾。千古の計らいで歴史の陰に伏せられた事実。帝と千古の手によって貴族ではなく、民のための国へと変えようという政治。謎多き男・秋光の正体に心揺れる千古。そして千古の心を認め待つ帝。物語が終わりに向かうのを感じる中で、帝との関係を肯定的に見る意識の変化を感じつつも、どこか煮え切らず決断できない千古。そこで最後に残ったのはやはり秋光との関係で、彼の決断はやや意外な気もしましたけど、それぞれの選択が描かれた結末は良かったです。
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らび2023/02/1027完結編なのでそれぞれが自分の道を選び進んでいく円満なラストでまとまりました。個人的には秋光(秋長)の存在がもう少し際立つ方向だとなお良かったかな。帝と千古の関係が意外なほど固く隙が無いと己の立ち位置を相変わらず飄々と引いていく。そうであっても見守っていたんだと分かる。それと薬殿(薬草)があまり効いてなかったのは残念ですね。
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ラムレーズン2023/03/2821ネタバレあり発売してすぐ買ったくせに読んだら終わっちゃうととっておいて、勇気を出して読んだらもうほんと良くて参った。主上も千古も秋光も典侍も成子もすっごくよかった。余韻大きすぎてまともに感想かけないわー。。。はーよかった。ここから追記。今回は大きな事件はなくて、千古が主上、秋光のどちらを取るかの選択を軸に登場人物の今とこれからを描いた総括編。ここまでの事件が大きかったから今回恋愛だけに見えるけど全然違う。これまで主上と千古の二人で腐った貴族たちを少しずつ失脚させて世の中を変えてきたことが、成果として現れ始め、
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はなりん2023/02/1213完結巻。一応それぞれが前を向いて新たな道を選択したハッピーエンドなんだけど、秋長の事だけ、なんか微妙な感じです。なんかスッキリしないなぁ。成子のお相手は意外でした。
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