タイム・リープ あしたはきのう 下(新装版)
発売日 :
2022/10/25
明らかになるタイムリープの謎。彼らの取った行動とは――。
度重なるタイムリープ現象の解明に向けて動く和彦と翔香。そして徐々に明らかとなる、タイムリープ現象の輪郭。和彦の友人・関鷹志に協力を仰ぎ対策を練るも、導き出されたひとつの答えは、翔香にとって到底受け入れがたいものだった……。
緻密に組み上げられた時間のパズル。最後のピースが嵌まるとき、運命の秒針が動き出す――。
巻末には、ここでしか読めない作品の舞台裏を描いた新規書き下ろし「『タイム・リープ』の思い出」を収録。
緻密に組み上げられた時間のパズル。最後のピースが嵌まるとき、運命の秒針が動き出す――。
巻末には、ここでしか読めない作品の舞台裏を描いた新規書き下ろし「『タイム・リープ』の思い出」を収録。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784049146974
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メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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mariya9262024/06/07118この本は久々の掘り出し物でした。読んでいる間に続きが気になってドキドキしました。ちなみに犯人は分かりやすいと読友さんが教えてくれましたが、それよりもタイムトラベルを満喫する内容ですね。ただ階段から落ちるのはどこを打つか本当に危ないので、好きな人には絶対にさせられないです。恋愛的な要素もあったのでとても楽しめました。
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kou2023/02/21118ネタバレあり面白くて一気に読んでしまった。読み終わった後、上巻のプロローグが読みたくて、すぐに本屋に走ってしまった(基本的に図書館派なので、上下巻を纏めて貸りなかった事を激しく後悔した)。下巻から登場した関も良い味を出していた。ただ電話やテープ、未成年飲酒等、さすがに時代を感じたかな(笑)。和彦と翔香コンビのミステリーも読んでみたかったなぁ。
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モルク2023/08/13115女子高生翔香が目覚めると、月曜のはずが火曜日?前日の記憶がない。そしてまた…同級生の秀才若松に相談し、検討を重ねるとそのタイムリープにはある法則が。次第に彼女に起こったことを突き詰めていく。と、同時に近づいていく二人、ウフフ。最後はちょっときゅんきゅんした。それにしても新装版ならではの最後についていたあとがき、これがまたすごくいい!
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へくとぱすかる2023/12/26108物質移動をともなわないので、パラドックスを回避できるという設定だが、厳密にはできないと思う。さて和彦の洞察によって、翔香のタイムリープの背後にひそんでいた謎が、ようやく姿を現わす。この作品の良いところは、和彦をケン・ソゴルのように卓越すぎる人物にしなかったこと。そこがリアルだし、彼に対して好感も持てる。あとがきがまたいい。再刊にあたって、読者ともども27年のタイムトラベル(リープではなく)をしてきたんだという、著者の思いがあふれている。構想だけに終わったという、翔香と和彦の登場する別の物語も読みたかった。
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サンゴ2022/10/2798久しぶりに読みましたが大満足です。
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