シュプルのおはなし Grandpa’s treasure box

発売日 : 2004/04/25
あなたには、かけがえのない宝物がありますか? 宝物から紡ぎ出される物語。
おじいちゃんの家に預けられた男の子・シュプルは、近所に住んでいる少女アロワと一緒に立ち入りを禁止されている物置部屋へ。そこで一つの大きな木箱を見つけ出す。 「この箱はおじいちゃんの宝箱だ!」 しぼんだ風船、白い粉のはいった瓶、小さいスコップ――。おじいちゃんの宝物を手にしたシュプルがおじいちゃんに成り代わって、宝箱の中の宝物にまつわる話を、おじいちゃんに話して聞かせる新しい形の短編連作。 第10回小説大賞選考委員奨励賞受賞作。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 605円(本体550円+税)
  • ISBN: 9784840226608

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みんなのレビュー

  • うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
    2014/05/02
    ネタバレあり
    本を読むことが大好きなシュプルはお母さんが畑に出かける間おじいちゃんの家に預けられます。ある日シュプルは立ち入りを禁止されている部屋で宝箱を見つけ・・。「雪と弾丸、夢を掘る人、愛の言葉、我が愛しきギャング・スター」シリーズ第1弾。シュプルはおじいちゃんの箱の中から見つけた物から物語を紡ぎだします。その物語がとても心温まるもので癒されました。徐々に打ち解けていく祖父と孫の関係が嬉しい。井戸を掘る話「夢」の話が一番好き。シリーズ物らしいので続きも読もうと思います。★★★
  • TSUBASA
    2015/09/17
    冒険者ムルカが活躍する本が大好きなシュプルは、母が畑仕事の最中ちょっと気難しいおじいちゃんの家に預けられる。ある日物置部屋で見つけたおじいちゃんのガラクタ箱は、想像力豊かなシュプルにとっては無数の物語が詰まった宝箱だった。その中身一つ一つが持つ冒険を夢想しておじいちゃんに語りきかせ、おじいちゃんもまたシュプルのおはなしを楽しむのだった。好きな登場人物と一緒に冒険する姿は男の子なら誰でも夢見るもの。想像力豊かだった時分を思い出してほっこりしました。
  • はち
    2019/01/17
    ネタバレあり
    おじいちゃんが苦手なシュプル。お母さんの仕事中はおじいちゃんの家に預けられる。たぶんおじいちゃんも不器用で孫のことが可愛くてしょうがないけどどう扱ったらいいのかわからなくて仏頂面してるんだろうなぁ。 そんな二人がおじいちゃんの宝物を介して仲良くなれたお話。 どのお話も電撃文庫らしく切なく穏やかな雰囲気で◎。
  • こずえ*プロフィール必読
    2014/03/05
    主人公のシュプルがおじいちゃんの宝箱から出てくる物から想像を膨らまして作った話が4つ。どれもほっこりするようなのばかりで読んでいて楽しかった。特に「愛の言葉」が一番当たり。物語としてこういう恋愛物が好き。シュプルの想像力には驚かされた。
  • 月見里
    2010/10/28
    おじいちゃんと孫のほのぼの話。短編が連作で続くので読むのが楽。孫が語るので童話風。そしてハッピーエンド!淋しいときとかに手元にあると慰められる本です。おすすめ!