赤獅子王の運命は純白オメガ
発売日 ：
2022/07/29
溺愛する獅子王×不遇のオメガの王子
人質として送られたヒト族の王子・エリシャは、獅子王・ディオンとの謁見で項を噛まれる。故郷で「獣憑き」と迫害されるオメガだと発覚し、孤独に苛まれるエリシャ。一方、かつて父王が「運命の番」に溺れ、周りを不幸にした轍を踏むまいと、ディオンはエリシャに会わないと宣言する。だが蠱惑的な柘榴の香りに誘われ、眠るエリシャの許を訪れずにはいられない。夢うつつの中で誰からも必要とされていないと涙を流すエリシャに、ディオンは「俺が貰って構わないな？」と告げ…？
- レーベル： 角川ルビー文庫
- 定価： 792円（本体720円＋税）
- ISBN： 9784041126851
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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honoka2022/08/2021ネタバレあり分かり易い悪役令嬢がいるのでどわーっと一気読み（するしかない）。王の潔い溺愛も健気受けも好ましかった。特に後半のエリシャが悪役令嬢に対峙するシーン好き。オメバなのでてっきりお子様誕生まであるかと思ったけど続編あるのかな？
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ハル2022/07/3120ネタバレありオメガバース 獅子族の王αディオンとヒト族で｢出来損ない｣と言われているエリシャ｡ディオンに出会ってすぐ項を噛まれてしまうエリシャ｡2人は運命の番で… 祖国での酷い扱いに自分を卑下する事しか出来なかったエリシャをデロデロに甘やかし愛すディオン｡2人がくっつくまでが焦れったかったけどディオンの心からの言葉で番に｡その時のHが甘く激しくて良き♥️エリシャをめぐってヒヤヒヤする事もあったけど仲睦まじい2人が幸せイチャイチャしてて良かった💓
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アッちゃん2022/08/1019ネタバレあり初読み作家さん。オメガバ。獅子族の王ディオンと、人族の王子エリンシャが…運命の番として幸せになるまでのお話。人族での受けの扱いが不憫。というか人族の設定が酷いもんだった。王族に都合のいい事しかない国は破滅して当然だわね。そんな王族から爪弾きで孤独で寂しく誰からも欲しがられなかったエリンシャの全てが可愛いとディオン王が溺愛するけど、愛を知らないエリンシャがやはり不憫。受けの不憫度が高いと、悪役令嬢の悪さが際立ってムカつくもんだ。お布団シーンは多め。＜電子書き下ろし＞毛ずくろいは名ばかりの甘々。
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nono2023/12/0615ネタバレありBL。オメガバース。獣人とヒト族が共存する世界、敗戦の講和条件で人質として獅子族の国に送られたヒト族王子エリシャと、彼に一目で惹かれた獅子王ディオンのお話は、不憫なΩを運命の番として溺愛するαの溺愛もの。二国間の対立やヒト族への想い、更に番への複雑な想いを乗り越えて一途にエリシャを愛するディオンの溺愛を楽しみつつも、エリシャの印象はベッドの中しか無いなぁw 愛でられるだけのΩは少々苦手、さらりと読了。
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きょん2022/09/2015獅子族獣人国王α×人間族王子Ω。受の母国が本当にクズで、沢山子供を設けた者が王になったり、人間以外を蔑視したり、人族でもαやΩは「獣憑き」と迫害されるなど、そりゃ戦争にも負けて当たり前。敗戦処理の人質として不遇な環境で育った受が攻の国に送られてからは、攻めから溺愛されまくるのでほっとする。わかりやすい愚かな悪役令嬢も悪役貴族も受母国の王族たちもきちんとザマアされるので読後感もすっきり。
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