紅霞後宮物語 第十四幕
発売日 :
2022/07/15
「紅霞後宮物語」堂々完結!
あれから七年。小玉が養育する令月は七歳になった。
紆余曲折はあったものの小玉は皇后となり、文林と穏やかに年を重ね、円熟した夫婦関係を築いていた。
その反面、激務の重なる文林には確実に老いの陰が迫っていた。
そして迎える文林の死――
世代はめぐり、すべては然るべき姿へと変わっていく。
「母后陛下。あなたはもとより、自分勝手な方ではありませんか」
女たちが選ぶ道はどこに続いていたのか。
後宮大河物語、堂々完結!
紆余曲折はあったものの小玉は皇后となり、文林と穏やかに年を重ね、円熟した夫婦関係を築いていた。
その反面、激務の重なる文林には確実に老いの陰が迫っていた。
そして迎える文林の死――
世代はめぐり、すべては然るべき姿へと変わっていく。
「母后陛下。あなたはもとより、自分勝手な方ではありませんか」
女たちが選ぶ道はどこに続いていたのか。
後宮大河物語、堂々完結!
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 682円(本体620円+税)
- ISBN: 9784040746029
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富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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あっか2022/07/1651新刊、シリーズ完結!泣 少しずつ全てを畳んで行くような、着実に終わりに向かっていくような、そんな雰囲気が全体的に漂う1冊。舞台は後宮だけれどリアルな「人間」や「ある時代」を描いている感じがして、だからこそ大ハッピーエンド!ではなくどこか物哀しいです。皇后としては幸せいっぱいではなかったかもしれないけど小玉個人としては幸せになれたようで良かった。その伝説も縁ある馮王女の中に影響を残したんだな、こうやって物語は続いていくんだなと(将軍は鳳の子孫なのか?)。あとがきにて、まだ何か続くとのこと!何だろう?楽しみ。
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mariann2023/05/1041ネタバレあり完結巻と知らずに手に取った。うーん…今まで広げすぎた風呂敷を必死で畳んだ感が凄くて何とも言えない気分になったけど現実的といえば納得。そして話が古すぎて他国の人物の名前が一致しなくて困った。文林の唐突な死、鴻の優しさ?で平民に落ちた小玉は何と運の良いことか。令月とも交流を持ちながら人生終えるなんて一人勝ちじゃないか。そしてずっと気になっていた丙と紅燕の婚姻。ここか!最後の最後に楽しませてもらいました。そんでまだ続くのね。何となく不完全燃焼だもんね。
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MATSU2022/08/0640完結しましたね。各方面にキャラがいたからもっと入り乱れるのかと思いきや😅ある人が小玉に声をかける位な感じしか私は気づけず。周りにそれだけこだわったらもう少し入り乱れてもいいんじゃないかな?って思っていたんですが。文林もあっけなかったし。ちょっと時間をかけすぎて読んでしまったので、中弛みと飽きが私にはきてしまったんだと思います。一気に読んだら感想は違っていたかも。外伝どうしよう。長いかな?
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はなりん2022/09/1235完結?あとがきにはまだ少し続くような事も書いてありましたが…。最後の結末は小玉にとってはよかったかなぁ。隣国のお話は、長男や雅媛のその後を語るのには必要だったのかも?だけど、イマイチ関係性がよくわからなかった。文林との最期が少し物足りない感じがした。軍での関係から様々な関係性を築いて来た2人の最期がなんだかあっけない。最後にやっと夫婦らしくなってきたので、もう少しこの関係を見たかったかなぁ。
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真子2022/11/0531ネタバレあり終わってしまった。 静かに終わりに向かってました。 本編後半は怒涛の展開があったので、どうたたむのか心配してましたが。 小玉は良かったのかもね。 とにかく文林かわいそう。 もうちょっと良いことあってもよかったんじゃね? 外伝5もまだ読んでないから、そっちも楽しみなんだけど、外伝はまだまだ出るのかな?
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