千夜宮ハレムのとりかえ書記姫
発売日 :
2022/07/15
バレたら処刑!?ハレム千夜宮の少女が、書記官の弟と入れ替わり物語!
書物を愛する少女・アナスタシアは、千人の女性が囲われるハレム・千夜宮へ奴隷の身として召された。ところが書記官の弟の謀計で、女の身であることを隠し、彼と入れ替わり書記官として働くことになってしまい!?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 704円(本体640円+税)
- ISBN: 9784040745992
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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坂城 弥生2023/06/0835肝の据わったアナスタシアに対して弟のアレクセイはなんか逃げてばっかりだなぁと…
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よっち2022/07/1528千人の女性がいるハレム千夜宮へ奴隷の身として召された書物を愛する少女アナスタシア。そんな彼女が書記官の仕事から逃げ出した弟の代わりに働く入れ替わり物語。同僚の協力も得たアナスタシアが、弟アクセレイとして帝国の宥和政策などで混沌とした状況にあるノスマン大公の下で働き始める展開で、男を好きになったのか?と苦悩する大公には苦笑いでしたけど、複雑な状況を生き抜いてきた大公のこれまでがあって、彼を支えたいと思うようになってゆくアナスタシアの心境の変化があって、その才覚で自らの道を切り開いてみせた結末は良かったです。
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るぴん2023/07/0822初読みの作家さん。アラビアの後宮を舞台にした、姉と弟のとりかへばや物語。主人公アナスタシアの性格もポジティブとは少し違う気がして好きになれなかったし、ひたすら逃げまくる弟にはイライラするし、母后があんなことで引き止められるか?とか、ノスマン大公は本当に自覚ないの?とか、色々引っかかる所があり過ぎた。後宮ものなのに、主人公の相手がスルタンじゃないという点は新鮮で良かった。私には合わなかったな。
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かなで2022/12/0920ネタバレあり姉と弟のとりかえばやなお話。実際のギュルバハルの名前やアレクサンドラとかをもじっていたので、私の頭の中では『夢の雫、黄金の鳥籠』と混じってしまって、いまいち物語の世界にのめり込めなかった。あとスルタンの母親が、スルタンに即位する子ども以外は兄弟全て殺した当時の背景を考えるとあまりに愚かすぎたかな……。あともっとハレムは厳重じゃないと、女が一人いなくなることの恐怖感が伝わってこないのもある。いまいち、アレクサンドラがアナスタシアに感謝して、母后にまで立ち向かってくれる理由も弱かったから、うん……。
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ぐっち2022/08/2018ハレムに入れられてしまったアナスタシアが弟と入れ替わることに…。ヒロインが本好きなのも入れ替わりも大好きなのだけど、弟君がなさけなさすぎることとか、ハレムがゆるゆるなのとか、スルタンでもいいじゃんとか、いろいろ気になった。
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