王妃さまのご衣裳係 2 友愛の花は後宮に輝く
発売日 :
2022/04/21
没落貴族の少女は成長し、世界の姿を知る。爽やかな中華青春物語、第2弾!
没落貴族の娘、今度は国の威信をかけたデザイナーになる!?
つい応援したくなる、痛快な中華青春後宮ファンタジー!
涼国(りょうこく)の没落貴族の娘・鈴玉(りんぎょく)が後宮の女官となって2年余り。
廃妃をめぐる大事件を乗り越え、王妃の衣裳係として平和な日々を送っていた。
そんな折、宗主国である天朝より、涼王の異母妹の明安(めいあん)公主を輿入れさせよとの命が下る。
後宮の殿舎同士で公主の嫁入り道具の衣裳を競作することになり、鈴玉は腕利きの尚服局女官と組むことに。
だが2人の仲は険悪で、公主の意向や好みも分からないと、問題は山積み。
さらに王を狙う不穏な動きに巻き込まれて……!?
つい応援したくなる、痛快な中華青春後宮ファンタジー!
涼国(りょうこく)の没落貴族の娘・鈴玉(りんぎょく)が後宮の女官となって2年余り。
廃妃をめぐる大事件を乗り越え、王妃の衣裳係として平和な日々を送っていた。
そんな折、宗主国である天朝より、涼王の異母妹の明安(めいあん)公主を輿入れさせよとの命が下る。
後宮の殿舎同士で公主の嫁入り道具の衣裳を競作することになり、鈴玉は腕利きの尚服局女官と組むことに。
だが2人の仲は険悪で、公主の意向や好みも分からないと、問題は山積み。
さらに王を狙う不穏な動きに巻き込まれて……!?
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 770円(本体700円+税)
- ISBN: 9784041123973
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角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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よっち2022/07/0326廃妃をめぐる大事件を乗り越えた王妃の衣裳係・鈴玉。そんな折、宗主国である天朝より、涼王の異母妹の明安公主を輿入れさせよとの命が下る第二弾。天朝と涼国の複雑な関係性を背景とした急展開で、意向も分からないまま公主の嫁入り道具の衣裳を競作するため険悪な尚服局女官と組む問題山積の状況、さらには不穏な動きにも巻き込まれる展開で、立ち回りが上手いわけでもない彼女が、理不尽な状況に置かれても真摯に立ち向かってゆく姿が印象的で、そんな鈴玉と対照的な形で浮き彫りにされてゆくその結末はなかなか切なかったです。また続巻に期待。
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よっしー2022/12/2825ネタバレあり前作に比べると、タイトルにもある衣裳係としての仕事をしてるかなという印象でした。宦官2人が書く小説を主軸として物語が進んでいくのは良いですね。公主様であっても、物語に想いを馳せ、空想に耽りたいですよね。そこに身分の差は関係無いんだと感じました。ただ、それを現実にしてしまう辺り…財力の差を感じました(笑 鈴玉の周りはまだまだ波乱万丈の日々、そして星衛との関係は進展するのでしょうか。続編が楽しみです。
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崩紫サロメ2022/04/2118シリーズ2作目。鈴玉は主上の妹・明安公主の輿入れのために衣裳を作る、という前作より一層衣裳係らしい展開となる。公主の婚儀を通して、涼国の置かれている立場がくっきりと描かれる。天朝(=宗主国=中華)に対して、涼国は朝貢国として従属する立場にある。本作の中心となる婚礼も事件も、その関係性の中で展開し、従属するものの悲しみとやりきれなさが通奏低音となる。そこで活きてくるのが、前作以来変わらない、いや、少し成長したが相変わらず失われることのない鈴玉の勝ち気・明るさである(続)
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なみ2022/05/0216衣裳の競作をすることになったり、お使いの途中で事件に巻き込まれたりするシリーズ2作目。 最初は険悪だった紫琪と、少しずつ信頼関係を築いていくところが鈴玉らしくて良かった。 三章がスリリングで楽しかった。 星衛さんが格好良かったし、録のギャップが最高!
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tomtom2022/11/0512黒っぽい装いの公主もカッコよかったけど、好きなものを打ち明けてからの自由な公主も良かった。衣装合わせとか楽しそう。
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