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角川ビーンズ文庫の新刊
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七月せら2018/11/0115ネタバレあり〈再読〉理を曲げて願いが叶ったのだからこれはその贖いだと、ずっと気丈に振舞っていた昌浩。でも本当は寂しくて、呼べない名前呼んでくれない声がこんなにも辛くて。兄の懐にようやく全てを預けて心のままに涙を流せて、昌浩自身も見守る神将達もどんなにか安堵したことでしょう。「つらくても、心が壊れそうになっても。決して忘れてはいけないものが、ここに確かにあるだろう……?」禁厭にかけられたように決して心に残らない、記憶の底をさらってもどこにも見当たらない、けれど忘れてはいけない、忘れられらない、忘れたくない、あの名前は。
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りん2017/02/2012不意に読みたくなって再読。持ってる中では一番好きな巻。大切な人が自分を忘れてしまう。切ないよね。しかし懐かしい。なんと、シリーズも40巻越えたらしい。確か清明の爺ちゃんが行方不明とかって辺りまで持ってたはずなんだけど。むーん。続き読みたいなぁ。でも大人買いするにしたって厳しい巻数だぁ(*_*;
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綾乃2020/04/1611黄泉の軍勢との戦いも終わり、辛い決断をし紅蓮を取り戻した昌浩だったが、大切なものを失い紅蓮の言動に傷つく日々を送る昌浩の元に長兄成親が出雲に到着。 張り詰めていた昌浩の心も少しだけ緩み、本来の任務である郷へ向かうと、天狐により封印がとかれた人の心を壊す妖が暴れていた。 成親や神将の力をかり任務を遂行した昌浩。 一方の紅蓮は妖の力で記憶が戻り、再び名前を呼ぶ権利を貰えた昌浩の嬉しさは測りきれないだろうが、生まれた時から見守り続けた大切な存在を傷つけ存在を忘れた紅蓮の後悔が辛い、天狐編スタート巻。
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梅みかん2019/05/069成親兄上本格登場。理想のお兄ちゃん。泣き崩れる昌浩を抱きしめ、いざというときは紅蓮にビシッと一言。かっこいいです。 昌浩はまだ14歳なのに、背負ってるものが多すぎる。最後にもう一度紅蓮という名を呼ぶ権利をもらって、どれだけ嬉しかっただろう。
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うみ2017/10/059前巻から気が気でなかったので、感極まりました!感極まりすぎてこれしか出てきません!「もっくん…おかえり!!!」
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