スパイ教室 07 《氷刃》のモニカ
発売日 :
2022/03/19
大ヒット!スパイファンタジー第7巻!
同胞『鳳』の仇敵、フェンド連邦の防諜機関『ベリアス』を巧妙な策略によって制圧したスパイチーム『灯』。しかし彼女らに待ち受けていたのは、メンバー3名が負傷、1人が誘拐という、ある少女の裏切りによって引き起こされた悲劇だった。
裏切り者の名は《氷刃》のモニカ。帝国の諜報機関『蛇』のメンバー《翠蝶》と手を組み、謀略を巡らせていたのだった。
モニカの背反により半壊した『灯』は、真相を求めフェンド連邦を駆ける。《氷刃》その冷たく鋭い刃は、絆をも断つのか。
「かかってきなよ、クラウスさん?」
これは窮地に追いやられた少女が、世界を敵に回す物語――。
裏切り者の名は《氷刃》のモニカ。帝国の諜報機関『蛇』のメンバー《翠蝶》と手を組み、謀略を巡らせていたのだった。
モニカの背反により半壊した『灯』は、真相を求めフェンド連邦を駆ける。《氷刃》その冷たく鋭い刃は、絆をも断つのか。
「かかってきなよ、クラウスさん?」
これは窮地に追いやられた少女が、世界を敵に回す物語――。
- レーベル: ファンタジア文庫
- 定価: 748円(本体680円+税)
- ISBN: 9784040742540
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ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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雪紫2022/06/0274ネタバレありついに明らかとなるモニカの秘めた恋の矛先。だが、戦争の傷跡で余裕のない世界ではその恋自体が禁忌されていた。それでスパイを強要されるのを見るくらいに。才能がある故の挫折と諦観で凍りついた刃の抱く恋心の灯も、悪夢も、願望も、丁寧に作者作画ともども気合を入れ過ぎる。だが「灯」は追い詰められると爆発する。報われなくても、守るために。ヴィンド。貴方が見出した「灯」のクラウス越え候補2人は立派に羽化したよ・・・(あの挿絵やばい)。当時のクラウスを越えたと表現されたモニカ。しかし今のそれは絶望と紙一重であり・・・。
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なっぱaaua2022/03/2471ネタバレあり今巻も大変面白かったです。モニカメイン巻。そうですか。裏切りの原因はそれですか。多様性が受け入れられない時代背景ではそれは叶わないことだとすると何だか寂しい気がするなぁ。今巻のアクションシーンは凄くてもうモニカのとんでもない成長に唸らされます。展開にしてもその強さにしても彼女の想いも含めてモニカを好きになってしまうこと間違いなし。相変わらずLASTが思わせぶりで。次巻セカンドシーズン最終巻とのこと。サラ頑張れ。あとアニメ化おめでとうございます。
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芳樹2022/03/2470ネタバレあり【BW】モニカの裏切りの真意が明らかになる今回は、多様性という概念が欠如した世界で、誰にも言えない心の内を抱えた彼女の苦しみと決意が語られます。過去と現在を交互に描くことによって、モニカの葛藤がより効果的に伝わってきてヒリヒリと心が痛い。さて、次回はこれまで日陰にいた彼女に遂に焦点があたるとのことで、モニカのその後とともに、彼女たちがどう活躍してくるれるかを大いに楽しみにしています。
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ナギ2022/11/0861モニカ巻。彼女の裏切りはいかにして起き、いかにして決着するのか。というお話。裏切るまでの過程が浅くて少し戸惑いました。もっと前から伏線を仕込んでいたと思っていたので。ただ、物語としては盤石で面白いです。短編集はまったりしてますが、本編は相変わらず苛烈ですね。
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オセロ2022/03/2154皇太子が暗殺されて揺れるフェンド連邦を舞台に、何故モニカの裏切り描いた今回の物語。 モニカの過去を交えながら描かれる苦悩は想像以上に重いものでしたが、フェンド連邦の諜報部隊、反政府組織の烽火連天、そしてガルガド帝国のスパイチーム・蛇、それぞれの思惑が入り乱れる中で成長したモニカの活躍は胸が熱くなりました。 そして相変わらずの気になる引きで続きが楽しみです。
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