しにがみのバラッド。 Momo the girl god of death“planet” 3

発売日 : 2004/01/25
光が咲いて、またひとしずく。
少女は届けます。人から人に、届けます。哀しい「気持ち」を。やさしい「想い」を。少しだけでもいい。前に向かって歩いていきますように。やわらかな想いで、世界が満ちますように。願いが、伝わりますように。そして、真っ白な雪のような姿の死神は舞うのです。人々の想いをのせて――。これは、白い死神の哀しくてやさしい物語です。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 583円(本体530円+税)
  • ISBN: 9784840225755

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みんなのレビュー

  • まりも
    2014/12/06
    今回は幼馴染がテーマなのかな。どの話も青春らしい青臭さと爽やかさがキラキラしていて今までと違ったぬくもりのある感じになっていて良かった。二つの初恋の話が繋がっていくのも良いですね。物語自体はほぼ進んでいないのでちょっと物足りないのが残念。同じ顔なのに全然違う二人の死神が今後どうなるのか、次巻も期待。
  • 光坂雛菊
    2014/07/13
    ネタバレあり
    死神の哀しくてやさしい物語第三弾です。今回は二話+一話の形式でした。いつもの三話+一話の形式の方が個人的には読みやすくて好きですね。ストーリーは良かったけど。一話も二話もヒロインが可愛い。そして、今回は死ネタもあまり絡んでなかったかな。一話だと祖父が死んだ…ってのはありましたが。モモとダニエルの出番少なくてちょっと残念。でも一話でダニエルが人間になっていたのでそのシーンは良かった。三話でちょこっと出てきた擬人化(?)もイラストで見てみたいなあと思ったり。一話と二話がリンクしていたのも良かった。
  • スー
    2018/11/26
    ネタバレあり
    大好きだったじいちゃんが死後に教えてくれた本当の宝物『ビー玉と太陽光線のかなた。』、平凡な女の子の幼馴染との再会と戸惑いを描く『きのうとあしたの其処らへん。』そして、モモとアン、二人の変わった主人に仕えるダニエルとニコル、二匹の猫のお話『ほしの空、ひとしずく。』の三篇。時間を超えて、それぞれのエピソードにも軽く関係性があるようで。「トクトクトク…。それは紛れもない-脈を打つ“ココロ”の音だった」優しくて哀しくて、詩的で幻想的なお話が続きます。
  • KUWAGATA
    2016/11/22
    短編集の一つ一つが、非常に細く緩やかにつながりを持っているのがいい。このやさしいしにがみの物語がどのように紡がれていくのか、興味は尽きない。
  • くろり - しろくろりちよ
    2012/03/15
    「綺麗に笑った」は悲しい表現だな、と思う。綺麗って、泣いてても、寂しくても、そうやって笑わなければならないって意味なのかな。おじいちゃんとの最後のゲームへ「ビー玉と太陽光線の彼方。」/幼馴染のみかん色の髪の男の子と祖母の想い「きのうとあしたの其処らへん。」この二つが初恋の対になったお話です。モモの話は「ほしの空、ひとしずく。」切り離すすのではなく舞って魂を送るモモと、衝撃波で凪ぐアン。正反対の二人の意味は…。