Vtuberってめんどくせえ!
発売日 :
2022/03/30
初手、大炎上から始まるVtuber生活
【第6回カクヨムWeb小説コンテスト キャラクター文芸部門特別賞受賞作!】
高校を卒業したばかりの男子、阿久津 零。
家族から家を追い出され、大学進学も勝手に辞退されてしまい路頭に迷っていた彼は、叔母である星野 薫子にスカウトされ、彼女が経営するVtuber事務所【CRE8】所属の男子Vtuberタレント『蛇道 枢』としてデビューすることとなった。
が、しかし……【CRE8】に所属するVtuberは彼を除いてすべて女性ということもあり、箱推しファンからの反感を買った蛇道枢(零)は、初配信から大炎上という事態に見舞われてしまう。
アンチコメや罵詈雑言に耐えながらも、生きるためにVtuberとしての活動を続ける零。
でも、やっぱり、本当のことを言わせてもらえるのなら――
Vtuberって、めんどくせえ!!
高校を卒業したばかりの男子、阿久津 零。
家族から家を追い出され、大学進学も勝手に辞退されてしまい路頭に迷っていた彼は、叔母である星野 薫子にスカウトされ、彼女が経営するVtuber事務所【CRE8】所属の男子Vtuberタレント『蛇道 枢』としてデビューすることとなった。
が、しかし……【CRE8】に所属するVtuberは彼を除いてすべて女性ということもあり、箱推しファンからの反感を買った蛇道枢(零)は、初配信から大炎上という事態に見舞われてしまう。
アンチコメや罵詈雑言に耐えながらも、生きるためにVtuberとしての活動を続ける零。
でも、やっぱり、本当のことを言わせてもらえるのなら――
Vtuberって、めんどくせえ!!
- レーベル: ファミ通文庫
- 定価: 748円(本体680円+税)
- ISBN: 9784047369351
ファミ通文庫の新刊
みんなのレビュー
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佐治駿河2024/09/1239Vtuberの炎上の話ではあるが、Vtuber好きの私としてはあまり好きになれない物語だった。わりと序盤から炎上の書き込みで【殺す】とコメントをしているリスナーもいたが普通に逮捕案件ですし、そう言ったコメントは禁止ワードになっていないこともしっくりはこなかったですね。後は各事務所のブランディングの戦略としてコラボについては異性禁止であったり箱外禁止であったり色々とありますので、特にデビュー直後のタレントが箱外コラボの許可がおりるとは思えませんでしたね。この作品は肌に合わないとしか言いようがないです。
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わたー2022/04/0430★★★★★縁あってとあるVtuber事務所における唯一の男性タレントとしてデビューした主人公だったが、初配信前から謂れのない理由で炎上をしてしまうことから始まるVtuberお仕事モノ。コラボを企画しても、同期の配信を見に行っても、何をしても炎上するという草の根すら残らないような火力には流石に主人公が可哀想すぎてドン引きだったのだが、誹謗中傷にも動じなかった彼が、コラボを申し出てくれた同期を救うためだけに立ち上がる姿は非常に良かった。作品の方向性としては、Vtuberの裏側を描いていく感じになるのかな?
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まっさん2022/09/0328★★★★★ web版既読。 刊行前から推しまくっていた作品。書籍版でも最初から最後まで十分に満足する事が出来ました。 物語としてはなかなかシリアスな題材をテーマとしており、Vtuberとしてデビューする事になった一人の少年が理不尽な悪意に揉まれながらも立ち向かっていく話となっています。昨今度々問題に上がる「インターネットにおける匿名性に根ざした誹謗中傷」を扱った話であり、女性のみで構成されたVtuber事務所に一人所属する事になった主人公・蛇道枢が、男性であるという理由のみでSNSで大炎上してしまう。そ→
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よっち2022/03/2821家族に大学進学も勝手に辞退され、家も追い出されて路頭に迷っていた阿久津零。叔母・星野薫子にスカウトされCRE8所属Vtuber蛇道枢としてデビューするVtuber小説。女性VtuberのみのCRE8に所属したために箱推しファンからの反感を買い、初配信から大炎上する蛇道枢。彼とコラボしようとした同期の芽衣共々騒動に巻き込まれる展開で、Vtuberの面倒くささや難しさを痛感する一方で、頑張っている仲間のために奔走したり視聴者に真摯に向き合うことで、逆境を見事覆してみせたその結末にはぐっと来るものがありました。
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ぽな2022/04/0214蛇道枢最強!蛇道枢最強!現実では時として残念な結果に終わるけど物語くらいハッピーエンドが見たい。読み友さんが推してるのとVをたまに見てる者として惹かれる内容だったので読了。推すのもわかる素晴らしい内容。Vあるあるな炎上ネタに巻き込まれながら厄介に立ち向かう主人公といった内容でVをよく見てる人が書いてるのが伝わってきました。勝手にアイドル売りな風潮にした厄介なユニコーンとか現実そのままで草。実際にあるよなって共感するヘイトと思い込みや憶測で語る言葉の重さを考えさせられるメッセージ性に溢れた作品(8.5/10
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