キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 13

発売日 : 2022/03/19
『あの魔女をああも変貌させた元凶についての話をしよう』
――局面は変わった。帝国と皇庁の戦争は、イリーティアという世界の敵の登場でかつてない混乱を迎えることになる。仮面卿の仇を取る為イスカへと降伏したキッシングと、同じく行動を共にするアリス達は、更なる真実を求め星霊の聖域に足を踏み入れる。そこで彼らは星剣の役目、星の奥に潜む災厄、そして星霊使いに訪れる残酷な未来を知ることになり……。一方、星の中枢を目指すミゼルヒビィ達にも魔女の凶行が迫る。
『親愛なる太陽まで手に掛ける、なんて心苦しいことかしら』
魔女の奏でる旋律は、遍く世界に響き渡り――。細音啓が放つ大人気ファンタジー、災禍と踊る第13巻。

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みんなのレビュー

  • 芳樹
    2022/03/22
    【BW】帝国と皇庁の戦争が世界共通の敵となったイリーティアの登場で大きく揺らぐことになった今回は、『災厄』は何かという物語の本質に迫る回でした。災厄を討ち滅ぼせば全て解決するかに思われるけど、それによって世界のあり方が大きく揺らいでしまう。帝国にとっても皇庁にとっても、どのような決意で災厄に対峙するのが正解なのでしょう。そして、イスカとアリスはそれにどう立ち向かっていくのでしょうか。続きが大いに気になります。
  • よっち
    2022/03/19
    イリーティアという世界の敵の登場による局面が変わった帝国と皇庁の戦争。仇を取るために降伏したキッシングや同じく行動をともにするアリスたちとさらなる真実を求め星霊の聖域に足を踏み入れる第十三弾。明らかになる星剣の役目、星の奥に潜む災厄、そして星霊使いに訪れる残酷な未来。束の間の一時には微笑ましい展開もありましたけど、物語が終盤に向かう中で心境の変化があったキッシング、未だどうあるべきか覚悟を決められないアリス、そして魔女と激突したミゼルヒビィたち女王候補の王女たちの動向も今後のポイントになってきそうですね。
  • nishiyan
    2022/04/06
    イリーティアという脅威の登場で局面が変わった帝国と皇庁の戦争。仮面卿の敵討ちのため、キッシングがイスカに降伏するなど大きな動きがある中、一方でミゼルヒビィたち太陽が星の中枢で魔女と激突する本巻。星剣の役目、災厄の謎が明らかになるなど精霊使いにとっては重い内容があったものの、イスカとアリスのかしましいやり取り、自我を持ち始めたキッシングの覚醒が微笑ましい。思わぬ共闘が実現したのも楽しい。彼女に比べるとアリスの不安定な状況が気になるところ。イスカとの宙ぶらりんな関係も含めて決断できるのか。次巻が楽しみ。
  • げんごろう
    2022/04/19
    ラブコメパートにキッシングも加わり、彼女推しの自分大歓喜。バトル面でも新たな共闘や対決が見られてとても新鮮でしたし、物語的にも役者が続々と集結し、盛り上がりはうなぎ登り。 彼らにどんな未来が待っているのか。次巻も楽しみです。
  • ユウ@八戸
    2022/03/25
    ネタバレあり
    イリーティアへの復讐のため、帝国に降るキッシング。姉の言葉に覚悟を決めかねているアリス。星の民の秘密が明かされる13巻。細音さん最長のシリーズ、毎回こちらの予想を超えてくるのでとても楽しいです。はやく14巻も読みたいな。アリス暴走のラブコメから始まったけど、今回もシリアスとほのぼののバランスが絶妙でした。星の民のイラストが見たい。しかしミスミスの星紋の正体がとうとう明かされるそうなので14巻への期待がすごい。ジンたちがアリスの二つ名を知らないのがなんか不思議な気分でした。そういやそんなに関わりないね。