Unnamed Memory-after the end- 1

発売日 : 2022/02/17
王と魔女の物語は、永き時に刻まれていく――大ヒットファンタジー、新章!
「魔女が貴方に、永遠に変わらぬ愛情を捧げましょう」

 オスカーとティナーシャが呪具エルテリアを破壊したことにより、歴史の書き換えは終わった。そして、もう二度と書き換えられない歴史で王と魔女は結ばれ、二人の恋物語は幕を閉じる――はずだった。
 世界の理から逸脱したオスカーとティナーシャに託されたのは、残された九つの呪具をすべて破壊するという使命。死と再生を繰り返しながらの、王と魔女の果てしない旅がいま始まる。

  • レーベル: 電撃の新文芸
  • 定価: 1430円(本体1300円+税)
  • ISBN: 9784049138702

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みんなのレビュー

  • よっち
    2022/02/15
    オスカーとティナーシャが呪具エルテリアを破壊したことにより終わった歴史の書き換え。世界の理から逸脱した二人に残された九つの呪具を全て破壊する使命が託されれる新章第一弾。戴冠から二十数年後、子供たちに後事を託して旅に出た二人が遭遇する記憶を再現する小匣の存在、そして殺戮を繰り返す狂い刃。彼らでもどうにもならないことがあることを突きつけるその後の展開は、ああなるのも無理ないなと思いましたけど、そこで新たな人生が始まるのではなくて、これはどこまでも二人の物語なんですね…なかなか過酷な状況ですけど続巻も期待です。
  • かなで
    2022/04/02
    ネタバレあり
    巻き戻しが起こらない世界で結婚し、子どもを生した二人は、人間として生命を終えるはずだったが、外部者の呪具エルテリアを壊した際、欠片が魂に刻まれたことで異質な存在となった。この世界はそれを好機とし、二人に呪具を壊すまで何度でも戻ってくる「祝福」を与える。ティナーシャは魔族として、オスカーは再び人間として生まれ直しながら、再び終わらない旅を始める。→ティナーシャがオスカーを失ったとき、絶望に落とされるというのが二人の絆を示していて、良かったけれど、呪具を使い罪を犯した少女が三十年の時を経て『罰』のような(続
  • わたー
    2022/02/17
    ★★★★★歴史を改竄する呪具エテルリアを破壊した代償に、残る9つの呪具の破壊者としての使命を帯びたオスカーとティナーシャ。これは二人が歩んだ戦いの一端を記録した物語。WEB既読組から、本編が終わってからが本番だと言われていたことを、ようやく真の意味で理解できたと思う。最愛の人と何度も何度も死に別れ、その度に関係値がリセットされた状態で出会う。言ってしまえば、あれだけ爪痕を刻み込まれたAct2の序盤と大差ない状態が繰り返されるとか、いずれ自己を取り戻すとはいえキッツい。
  • crownhermit
    2024/08/27
    ネタバレあり
    真っ直ぐ自分の感情をオスカーにぶつけるティナーシャが愛おしい。下手なりに自分の純粋な愛情を捧げているところがとても好き。オスカーを待っている90年間のティナーシャが可哀想だけど、急いで服を持ってルクレツィアの家に乗り込むところがとても微笑ましい。最後の章「蛇の残像」、ラジュがオスカーに焼きもちを焼いて、ティナーシャがやってしまったという話が面白かった!無事に記憶を取り戻したオスカーとティナーシャが再びここから再出発するでしょう。
  • ゆり
    2022/02/23
    ネタバレあり
    Web版既読。長い長い運命の始まり、初期のふたりはバトルしつつ結構楽しそうで、永遠にふたりの幸せな日常を読んでいたい。羽根つきのお洋服のティナーシャ可愛すぎる。焼きついた影と狂い刃は結構グロテスク。あのふたりがこんなに苦戦するとは。そして双頭の蛇、長年の喪失の日々過ごすティナーシャ辛い。ラジュとティナさんは、年の差ラブコメ?求婚アタックはティナーシャ下手すぎ。こんなに執着しながら肝心なところであっさり引いちゃう彼女が切ないけど、ラジュの行動さすが格好良い。モーラウさん程よく変態で程よく良い人。