江の島ひなた食堂 キッコさんのふしぎな瞳
発売日 :
2022/01/25
仲直りのオムハヤシ、あの日の生姜焼き。食べれば心がほぐれ、繋がる――。
江の島へと続くすばな通りの脇道に立つ「ひなた食堂」。入院中の父に代わり厨房に立つまひろはある夜、帰る場所の無い少女、キッコと出会う。
「ここは、腹を空かせた人が飯を食う場所だから」
まひろが作った生姜焼きを平らげた彼女は、いつしか食堂の看板娘に。明るくて恋バナが大好きなキッコさん。でも彼女には「人の心が視える」という大きな秘密があって――。
キッコの瞳がほぐした心をまひろの美味しいご飯が繋ぐ。「ひなた食堂」が、あなたのお腹も心もいっぱいにします。
第一話 木漏れ日とオムハヤシ
第二話 黄昏と海老フライ
第三話 月の光と生姜焼き
カバーイラスト/げみ
「ここは、腹を空かせた人が飯を食う場所だから」
まひろが作った生姜焼きを平らげた彼女は、いつしか食堂の看板娘に。明るくて恋バナが大好きなキッコさん。でも彼女には「人の心が視える」という大きな秘密があって――。
キッコの瞳がほぐした心をまひろの美味しいご飯が繋ぐ。「ひなた食堂」が、あなたのお腹も心もいっぱいにします。
第一話 木漏れ日とオムハヤシ
第二話 黄昏と海老フライ
第三話 月の光と生姜焼き
カバーイラスト/げみ
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784049140903
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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よっしー2023/06/1324表紙絵にひかれて手に取りました。人の思いがわかるキッコがその能力を活用して、奮闘するお話。ただ、個人的にはあまり合わなかったです。キッコの思いが分かるから人の心にグイグイ踏み込んでいくという姿勢が苦手で…。万能ではない、未熟と理解していても行動が変わらないというのは、微笑ましいと感じる人もいるのかもしれませんが、私はダメでした…。
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coco夏ko10角2023/09/0618江の島にあるひなた食堂をやっているまひろ、そこの看板娘のキッコさん、キッコさんには不思議な能力が…。キッコさんの力が「なんとなく分かる」程度ではっきりしてない上に早とちりしてしまうのがちょっと。それによって話が進んでいく面もあるけど、もう少し落ち着いた方がいいな。
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しぇん2022/01/2618最近たまに行く江の島と食堂いうタイトルをみて購入。うーん。思っていたのとちょっと違いました。ふしぎな瞳のがメインで、食堂とか料理は話のおまけのような感じでした。中村 一先生の本は二作目ですが自分と相性悪いかも
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碧海いお2023/04/2214ネタバレあり題名に惹かれて読んでみました。サブタイトルを見たら、ご飯ものだと思っていたんですが、人のやり取りがメインで食堂のことは二の次。 題名の江の島があまり生かされていないと感じたので残念でした。
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Karl Heintz Schneider2022/07/0611江ノ電・江ノ島駅から江の島へと続くすばな通りの中程 細い脇道に入った少し目立たないところに「ひなた食堂」はある。昼は定食屋、夜は居酒屋として地元の人に愛される小さなお店。店主である父が倒れた為長男のまひろが店を引き継いだ。ある日まひろは帰る場所のない少女・キッコと出会い店に泊めてあげたところ、いつしか店を手伝うようになる。だが、キッコには「人の心が診える」という秘密があった。「ここは腹を空かせた人が飯を食う場所だから」来る者は拒まないまひろとキッコの「チカラ」によってここを訪れる客はいつしか癒されてゆく。
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