黒狼王と白銀の贄姫 辺境の地で最愛を得る
発売日 :
2021/12/22
彼の人は、わたしを優しく包み込む――。波瀾万丈のシンデレラロマンス。
妾腹ということで王妃らに虐げられて育ってきたゼルスの王女エデルは、戦に負けた代償として義姉の身代わりで戦勝国へ嫁ぐことに。相手は「黒狼王(こくろうおう)」と渾名されるオルティウス。野獣のような体で闘うことしか能がないと噂の蛮族の王。しかし結婚の儀の日にエデルが対面したのは、瞳に理知的な光を宿す黒髪長身の美しい青年で――。
やがて、二人の邂逅は王国の存続を揺るがす事態に発展するのだった…。
激動の運命に翻弄される、波瀾万丈のシンデレラロマンス!
【本書だけで読める、番外編「移ろう風の音を子守歌とともに」を収録】
やがて、二人の邂逅は王国の存続を揺るがす事態に発展するのだった…。
激動の運命に翻弄される、波瀾万丈のシンデレラロマンス!
【本書だけで読める、番外編「移ろう風の音を子守歌とともに」を収録】
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784049141597
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みんなのレビュー
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ラナンキュラス2022/01/1464ネタバレありシンデレラストーリーとのことだったので買ってみました。いやもうヒロインが最初哀れ過ぎて辛かった。故国で苛められ、結婚後も故国からついてきた女官に苛められ。ただこの女官、苛め方が露骨過ぎてあれじゃあすぐ他の人にバレるよね(そして本当にすぐバレた)。勿論その方がいいのだが頭悪いのかと思ってしまったよ(笑)。義母の執念も恐ろしく、何度もヒロインが命を狙われヒヤヒヤするお話であったが、ヒーローが比較的すぐにヒロインが身代わりだと気付き溺愛を始めるので、恋愛面では安心して読むことができたのが良かった。→
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よっち2021/12/2248侍女の子ということで王妃たちに虐げられて育ったゼルスの王女エデル。戦に負けた代償で指名された義姉の身代わりとなって黒狼王オルティウスに嫁がされる物語。嫁ぎ先でも密かに監視役から執拗に虐げられ続けるエデル、高慢と聞いていた花嫁の素直な反応が気になるオルティウス。最初は信じられずきちんと向き合えていなかった二人が、事情を知って少しずつお互いかけがえのない存在になってゆく不器用な距離感が微笑ましくて、立て続けに激動の展開にも巻き込まれましたけど、それを乗り越えて確かな絆を育んでゆく二人がとても素敵な物語でした。
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ラナンキュラス2022/10/2445ネタバレあり2巻が出るとのことでおさらい再読。母国で虐げられ嫁いでからも母国からついてきた女官にいじめられ、とても可哀想なヒロインだったが、ヒーローに愛され幸せになって本当に良かった。あとやはり他国の宮廷で騒ぎ立てる女官の行動が異常だった。またヒロインの父王が何を考えているのかさっぱりわからなかったので、2巻で明らかになっていればいいな。
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ローゼリィ2021/12/3044ネタバレありBW購入。WEB版既読。多分今年最後。妾腹のため虐げられて育った王女ヒロイン。見た目そっくりな異母姉に戦いに勝った敵国の王が名指しで求婚。和平のために断れないが、姉が拒否、代わりに似てるから行けと放り出されるように身代わり結婚へ。 身代わりであることはすぐばれるんだけど境遇を知った王がそのまま保護だんだん両思いになって仲睦まじいが、王は代替わりしたばかりで足下が定まらず、ヒロインは生きてること自体が許せない自国の王妃から執拗に狙われてそこはハラハラ。→
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はなりん2022/11/2035妾腹の王女エデルは王妃や兄姉達から虐げられ、戦の賠償として、野蛮な国の王へ嫁ぐ事に。嫁ぎ先でも敗戦国の王女として虐げられる話はよくあるんだけど、なんと自国から唯一付いて来たのが王妃の侍女で、嫁ぎ先でも自国の者に虐げられるという。嫁ぎ先の王は最初は警戒するものの、早くからエデルに惹かれるようになり、甘々な感じです。それにしても、父王はもう少し手を打てなかったのかしら?子守唄の人はエデルの母の関係者?って思ったんだけど、違うのかしら?
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