ある魔女が死ぬまで 終わりの言葉と始まりの涙
発売日 :
2021/12/17
定められた別れの宣告から始まる、魔女の師弟のひととせの物語。
★2025年TVアニメ化決定★
★電撃の新文芸2周年記念コンテスト〈熱い師弟関係〉部門 大賞★
「お前、あと一年で死ぬよ、呪いのせいでね」
「は?」
十七歳の誕生日。見習い魔女のメグは、師である永年の魔女ファウストから余命宣告を受ける。呪いを解く方法は、人の嬉し涙を千粒集めて『命の種』を生み出すことだけ。メグは涙を集めるため、閉じていた自分の世界を広げ、たくさんの人と関わっていく。出会い、別れ、友情、愛情――そして、涙。たくさんの想いを受け取り約束を誓ったその先で、メグは魔女として大切なことを学び、そして師が自分に授けようとするものに気づいていく。
「私、全然お師匠様に恩返しできてない。だから、まだ――」
明るく愉快で少し切ない、魔女の師弟が送るひととせの物語。
★電撃の新文芸2周年記念コンテスト〈熱い師弟関係〉部門 大賞★
「お前、あと一年で死ぬよ、呪いのせいでね」
「は?」
十七歳の誕生日。見習い魔女のメグは、師である永年の魔女ファウストから余命宣告を受ける。呪いを解く方法は、人の嬉し涙を千粒集めて『命の種』を生み出すことだけ。メグは涙を集めるため、閉じていた自分の世界を広げ、たくさんの人と関わっていく。出会い、別れ、友情、愛情――そして、涙。たくさんの想いを受け取り約束を誓ったその先で、メグは魔女として大切なことを学び、そして師が自分に授けようとするものに気づいていく。
「私、全然お師匠様に恩返しできてない。だから、まだ――」
明るく愉快で少し切ない、魔女の師弟が送るひととせの物語。
- レーベル: 電撃の新文芸
- 定価: 1430円(本体1300円+税)
- ISBN: 9784049140545
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電撃の新文芸の新刊
みんなのレビュー
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寂しがり屋の狼さん2022/04/0582『お前、あと一年で死ぬよ、呪いのせいでね』17歳の誕生日。見習い魔女のメグは、師である永年の魔女ファウストから余命宣告を受ける。呪いを解く方法は、人の嬉し涙を千粒集めて『命の種』を生み出すことだけ…出合い、別れ、友情、愛情…そして涙。たくさんの想いを受け取り約束を誓ったその先でメグは魔女として大切なことを学び、そして師が自分に授けようとするものに気づいていく…
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オセロ2025/03/1465【KU】これは良かったですね。 過酷な運命を背負った身でありながらポジティブお化けのメグと魅力的な登場人物達とのボケとツッコミをはじめとした掛け合いはテンポが良くてクセになりそう。それでいて“嬉し涙”を軸としたストーリーはバリエーションが豊富で、特に異界祭と呼ばれる祭りで再会を約束した男女の話は印象でしたね。続きも楽しみです!
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よっち2021/12/1740十七歳の誕生日。師匠から呪いで一年の余命宣告を受けた見習い魔女メグ。呪いを解く方法は人の嬉し涙を千粒集めて『命の種』を生み出すことだけ。メグは閉じていた自分の世界を広げたくさんの人と関わっていくファンタジー。親友フィーネの大切な時計、死神に魅入られてしまったおばあちゃん、英知の魔女や祝福の魔女との出会い、そして嬉し涙を集めようとするあまりに忘れかけていた大切なこと。時に迷うことがあってもポジティブでつい人のために頑張ってしまう、周囲の人たちに認められ愛されているメグの優しい物語をまた読みたいと思いました。
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かなで2022/04/2523ネタバレあり永年の魔女ファウストの弟子、メグ・ラズベリーは、十七歳の誕生日に、『あと一年で死ぬ』と師匠から告げられる。呪いのような言葉に対抗するためには、人が嬉しい時に流す涙を千個集めないといけないというストーリー。→テンポは良かったと思うし、口の悪さも気にはならなかったけれど、どうにもストーリーが薄っぺらく感じてしまう。ソフィの話とともに狼男と女の人の出会いは良かったと思うけれど。あと、やっぱり死ぬのは師匠だよなあってエピローグを読むまでもなく分かってしまった。あと、嬉し涙は百個くらいでも良かったのでは…?
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ひぬ2023/06/2522【読み放題】あと一年で死ぬと余命宣告された見習い魔女・メグが人のうれし涙を集めてその運命に抗おうとする物語。メグのおっさん臭い言動がかなり気になりましたが、それを抜きに考えると、ちょっと童話チックなとても優しい物語でした。師弟としての関係、街との関わり、そして自分の過ちにしっかりと気付く展開はとても良かったです。最後は思いっきり「続く」な展開ですが、果たして続刊は出るのかな。
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